見出し画像

「見返り」は捨てた方がいい

自分で言うのもなんですが、
私は昔から人があまり気が付かないようなところにまで気が付くような人間でした。

学生時代から顧問の先生に
"縁の下の力持ち"と言われるほど、
自分がリーダーになって引っ張るというよりも
色んなところに目を配ってフォローする方が得意でした。

社会人になった今も変わりません。
悪く言うとバカ真面目すぎるあまり
細かい所まで気にしすぎて他人が気が付かないようなミスにまで目がいくんです(笑)

こんな性格で生きている中で、ふと
"私の頑張りって誰かに見られてるんだろうか"
そう思う瞬間が何回かありました。

リーダーになってみんなを引っ張っていくような存在の人って、縁の下の力持ちな存在の人よりも評価しやすいしされやすいと思います。
目に見えて分かりやすいから。

だから仕事に対しても、
「私がこれだけ見えない所までやってるんだからあなたもそれと同等くらいの業務をしてよ」
とか、
「私はこんなに頑張っているのにどうしてみんな動いてくれないのか」
そうやって思うことがありました。

でもそうやって"やってあげてるんだから"
という気持ちを持つと、相手から返ってこなかった時に損していると感じてしまい、
勝手に相手を悪者に思ってしまいます。

そうではなく、
「報われたいという感情を捨て、ただ自分は今の自分に出来ることを周りに与えよう」。
そうやって考えることで前よりも身が軽くなったし自己肯定感も少し上がった気がします。
ただ自分の最低限をやるだけ。

この考え方は仕事以外の私生活にも役立っています。

例えば街中で道を譲った時や、後ろの人のためにドアを押さえていた時など。
前までなら(親切にしてるんだからペコっと一礼くらいせめてしろよ、、)って心の中で思ってました。

でもそれも自分がやって損したと感じてしまうので、ただ自分ができる親切をその人へ私は与えただけだと思うと何も損した気分にならないし、
むしろ良いことしたなって自分を褒めれるようになりました。

それにそういう積み重ねの行動って
きっと誰かが見てくれてるはずなんですよね。
「あの人いつも周りの人に親切だな」とか、
「あの人いつも細かい所まで目が行くな」とか。

実際私自身も街中でそういう人に会うと
素敵な人だなあって思います。

なので、これからも私は"見返り"を持たず
自分ができる最低限のことを与えながら生きていこうと思います。

皆さんの素敵な行動もきっと誰かが見てくれてるはずですよ🫠

#HSP #繊細さん#人間関係#親切


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?