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企画展「光」で感じたこと【休日のお昼のイベントの楽しさ】


KINOPI→  s(キノピー)さんの参加している企画展を見に行った

去年から大ファンになった KINOPI→Sさんの参加している企画展に行ってきた。
場所はお友達のお洋服屋さん「燐ショップ」でおなじみのトレイザールというスペース。
古い雑居ビルの階段を登るその雰囲気が好き。

KINOPI→Sさんは粘土やその他いろんな材料でほんとにかわいい(そして少しさびしかったり、ツンデレだったりする)お人形を作っている。
福岡貴賓館で初めて見た時、頭の中に彼や彼女たちのおしゃべりが聞こえた。

それ以来、KINOPI→Sさんの新作を眺めるのが好き。いろんなことをやる気になる。(それがあまり長く続かないのでしょっちゅう見に行かないと笑)


ああ、いつみてもかわいい愛おしい

企画展「光」

たくさんのアーティスト(この言い方、やっぱりちょっと違和感)があつまって、ショーケース的な展示がされている。
個展がワンマンライブなら、グループ展はブッキングライブ。
もちろん興味がすべての人に湧くわけでもないんだけど、意図しない出会いがそこにあるから楽しい。

KINOPI→Sさんはいつも気軽にお話してくれるんだけど、在廊ってすごく疲れるんじゃないだろうか?と心配になる。僕はきっとすごく疲れてしまいそう。KINOPI→Sさんもあとでばてなきゃいいけどな(と、言いつつ、いつも楽しいので話し込んでしまう)

いろんな展示を見ながらいると
「いまからイベント始めます」とアナウンス。
知らなかったけど、ライブペイントと詩、歌があるそうだ。


きらきらきれいなモビール

しょうじかおりさんのライブ

シンキングボウルを持ち、歌い、詩い、描くのはしょうじかおりさん。
福岡で音楽活動20年になるけど、初めてお聞きした(気がする)

窓に貼られた大きな模造紙にアクリル絵の具で「なにか」を描いていく。
鮮やかないろ。窓の外から入る光がバックライトになり、より鮮やかに見える。
スポンジでリズミカルに描かれる「なにか」が現れたり、重なって姿を変えたり。

ライブペイントをやったことも、即興演奏で共演したりしたことがあるけど、いつもちょっとそわそわする。
僕は絵を描く行為や、音楽を作る行為は「魔法」だと思っているので、人に見られたくない(笑)でも、大きな画面にその場で絵を描くのは楽しい。
そして、誰かが何かを描いているのをみるのはすごく楽しい。その人の言いたいことや生きてきた日々、今日は何を感じてるかを読み解くことも、若干の緊張感で少しだけ震える手をみることもたのしい。

今回のイベントは「ライブペイントと詩の朗読と歌」が交互に披露されるもので、とてもいいヒントをもらった。人が関心を持って見ることができる時間は年々短くなってきてる気がする昨今、ちょうどいいタイミングで入れ替わる演目。緊張と緩和が入れ替わり、新鮮な空気が広がる。
とてもいい気持ちでうとうと(笑)

今日のように知らずにきて、イベントを見るのってとてもいい。
しかも休日のお昼過ぎ。
アートとの関わり方としてはとても贅沢だ。
イベント終了後、すこしだけ感想をお伝えした。

かわいいアクセサリー Gemanimal.

KINOPI→Sさんのブースの前に、とても繊細でやさしいアクセサリーがあった。
動物モチーフで、物語の一部を感じた。
展示のしかたもすごく素敵。
作品と同じか、それ以上大切なのが展示のしかただよね。
新しい出会いがうれしい。
すぐさまインスタチェック!

どこまでその作品に愛を込められるか

KINOPI→Sさんの作品や展示方法にも感じるんだけど、好きになるかならないかって「あと一歩深くこだわってるか?」って部分に左右されると思う。
そこまでやるか?ってところが「そこに愛はあるんか?」に繋がる。
ディティールへの異常?かもしれないこだわりが、
作った人にしか理解できないなにかがその作品をぐっと魅力的にする。
それを見つけたとき、幸せを感じる。

僕も音楽や作品で、そこまでたどり着きたい。もっとこだわりたい。飽きっぽいのどうかしたい(笑)

人が愛を込めてつくったものを見ると、心に栄養が満たされるね。
こんなふうに気楽に、不意に、「愛と作品」に触れることができるって嬉しいね。

企画展「光」についての記録

日程 2024年1/23(火)~1/28(日) 
時間 12:00~20:00 ※最終日は19:00まで
場所 tresallir(トレザイール)
福岡市中央区警固2-12-12警固丸ビル206号
092-688-2654

~artist~
犬井 由紀子
e*fu
おれちょ本多
KAICO
KINOPI→S
黒木 英雄
しょうじ かおり
Gemanimal.
清藤 なつえ
たしま ゆみ
tomoP
Nana.
Notonly accessories
ふくりえ
マイトン
Masumi Sawa
mik.
リナ工房

※五十音順です 。


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