sunny guitar

シンガーソングライター。多作です。ここではデモ音源や、30分で書き殴る無修正日記やって…

sunny guitar

シンガーソングライター。多作です。ここではデモ音源や、30分で書き殴る無修正日記やってます。 好きなもの:猫・ギター・ソングライティング・料理

最近の記事

野外劇団「楽市楽座」2023年炎の鳥をみにいった【生きる・生まれる・死ぬ】

宝島から10年?毎年のおたのしみ箱崎の放生会ではじめてみてからもうだいぶたった。生き延びてる。 親子3人〜夫婦2組4人組〜夫婦2人とメンバーチェンジ(?)をしながらもずっとずっと楽しませてくれる野外劇団楽市楽座。 演目はいつも「小さな生き物」の視線から見た世界のおはなし。 戦いにNO!といい、歌って踊って幸せでいたいという願いをいろんなキャラクターで表現する。 戦争という「すべてを焼き殺す」行為に激しく怒り、叫び。 原子力やその他の利権に怒り。 芝居を通じて「世の中の悪と

    • gigi

      gigiは黒猫じゃないよ  私の好きなおみせ おいしい料理と音楽と ここで出会う人  みんないびつで優しい でももうなくなったの 最初に足を踏み入れたのは  階段を登った2階 丸い看板が目印 とてもせまくて目の前に人がいて  とても暗くて安心できた 絵本を読むあなたに音楽をつくったり  あざらしの歌を歌ったりした 女の子達はおしゃれで不機嫌  私は40過ぎのおじさん 次はエレベーター不思議な3階  チラシだらけの階段美術準備室のよな あなたはそこに来なかったけど  あなたはそこでみんなをみてた ドアにかかったカラフルなバケツ  西陽で燃えてるウッドベース 友達に誘われて引っ張りだされた  歌ったり踊ったりそれを見たりした 誰かと偶然会えるのが嬉しかった  プレートご飯がすごく美味しかった ナシゴレン今日はエビがないんよって笑う  ソファ席早い者勝ちだった お酒の飲めない僕はいいお客じゃなかった  カリスマもないしいい演者でもなかった もっと早く気づくべきだった文化って  守らないと消えちゃうってこと gigiは黒猫じゃないよ  私の好きなおみせ いろんな形の美しいものをみて いつか私もと出番をまっている  眼を輝かせた誰かが あの日の私のように

      • 密会という名の音楽会【若戸大橋と地獄坂】

        魂の揺らぎという祭りのために数年前から参加してる祭り「魂の揺らぎ」。その芯にあったブラックホールというお店が銀河に旅立ってからも、この祭りは続く。 2023年は11月3、4の二日間、若松の高塔山音楽堂で開催される。 その前に「山に登るまでの行程」としてのシリーズライブがある。 そのラストステージに今回、参加した。 会場 若松スカンクノォト 日時 2023年10月7日(土) 14:00 OPEN 15:00 START 出演 トムとゼチとプラ ダーオカ gn8myk

        • 【ワンマンライブ@夢のちまた】レコードと馬出派の音楽家に囲まれて

          誰かのためでないとしても生まれた歌は走らせたい今年6月にライブをした「夢のちまた」でワンマンライブをすることになった。 4~5組のブッキングライブでもなかなか誰も見に来てくれないのに無謀だとは思ったけど、6月のライブのあと、この場所で歌ってみたいと思った。 そして、店主であるジンロウさんに聞いてもらいたい歌がたくさんあった。 「アコースティックのつまらんやつを聞くのは本当、地獄」と笑いながらも真剣に言われて、 「僕はどうなんだろう。地獄じゃなきゃいいが」と思った。 それを確か

        野外劇団「楽市楽座」2023年炎の鳥をみにいった【生きる・生まれる・死ぬ】

          俺の人生

          昨日の記者会見を見てて思ったことを歌にしました。 ------------------------------------------------ 俺の一年は 暑い寒い暑い寒い暑い寒い いい季節なんてほとんどないぜ 俺の毎日は きついだるいきついだるいきついだるい 調子いい日はほとんどないぜ まあ落ち着きましょう 子供もみてるから そんなこと言う奴は 悪魔にケツの穴売っちゃったんだろ いえー最悪はまだこれからくるんだろ いえー罪悪は薄めて海に流すんだろ 家に帰れば君が待っているはずはない 楽園を探しに先にいってるから 冷静になりましょう ルールを守りましょう そんなこと言う奴は 悪魔に甘い汁もらってんだろ? いえー最悪はまだこれからくるんだろ いえー罪悪は薄めて海に流すんだろ 家に帰ればおいしい牛乳を飲みたい イエスかノーどちらでもない どちらでもない?

          違う人たちが違う歌をうたいながら集まる【夢のちまた5周年ライブ@長浜CB】

          夢のちまたというカフェ&バーのこと大通りからすこし離れた場所のお店には「そこを目的に集う人」がいる。 ふらっと歩いてて入る、というより 誰かに誘われたり、導かれたりしてやってくる。 僕は今年の6.19日に「夢のちまた」に初めて足を踏み入れた。 飾ってるレコード、江口寿史の絵、本。 これ以上ない「名刺がわり」がたくさん。たちまち好きになった。 その日の僕は「ライブの出演者」だったので、自分を「人前に出せるように」作り上げていくので精一杯だったので(笑)ゆっくりお話をしたのは数

          違う人たちが違う歌をうたいながら集まる【夢のちまた5周年ライブ@長浜CB】

          湯布院へ行ってきた【観光って「なんだろう?】

          コロナ禍に苦しんでいた観光地【湯布院】福岡県に住む僕にとって湯布院はお手軽な観光地。もう30年前から子供が小さな頃はしょっちゅう行っていた。 でも。 ある時から中国人観光客目当てと思しき「1000円ショップ」とか円もゆかりもない「キャラクターものの店」がどんどん進出してきてなんとなく行かなくなった。 まだ「外国人観光客なんて」と想っていた部分もある。 「俺たちの湯布院なのに」って気持ちも。 2年ほど前、「湯布院はどうなってるだろうか?」と思い立って出かけたことがあった。ひと

          湯布院へ行ってきた【観光って「なんだろう?】

          チェックワン・トゥー サウンドチェック

          ライブハウス。夢と夢の残骸が溢れる場所 誰かの夢が自分のかつての夢と重なる 新しい夢のための場所 なつかしい夢のための場所 今夜のショーのためのステージを作る人たち スポットライトと影がおりなす 一夜限りの夢の世界へ 【サウンドチェック】 チェックワン・トゥー サウンドチェック 暗いステージ真ん中で 今夜の主役のための準備 アンプの電源チェック  シールドの断線チェック 照明位置とハウリング この小さな小屋から飛んでいった小鳥たち 落雷に打たれて落ちた小鳥たち 俺もそんな一人さ 大空を飛ぶことはなかったけど 歓喜と憔悴折り重ねて また新しい幕が開く 照明が落ちたら まばらな歓声が ワンドリンクチケット数を数える こんなじっとりした夜には生ビール  案外ジンジャーエール だれにエール? この小さな小屋から飛んでいった小鳥たち この子も空高く飛んで行けたらいいね 私も翼信じてた 続けることすらきつかったけど だけど音楽が生まれる この場所がやっぱり好き 今日も街のどこかで 流れ星が輝く

          チェックワン・トゥー サウンドチェック

          チェックワン・トゥー サウンドチェック

          夏の終わりに東京から福岡へ歌いにきた萠珈(モカ)

          コロナ前、ゲリラハウスで新型コロナウイルスが流行る前。 ゲリラハウスというライブハウスで「プレイボール」というイベントが毎週水曜にあっていた。1.2.3.4週とヘッドライナーがいて、対バンがあったり、カラオケで歌う人がいたり。 わりとなんでもありなイベントで、僕もなんどか出演した。 そこで出会ったのが「萠珈(モカ)」。 最初はほんとによくある「大森靖子チルドレン」だと思った。 暗くて尖って弱くて強くて、歪な形で光ってる。 彼女は新しい曲をガンガンかいて、毎週持ってきた。

          夏の終わりに東京から福岡へ歌いにきた萠珈(モカ)

          スーパーの親子。「さわらないで」と、冷たく言い放つお母さんと、僕らのこの世界

          スーパーマーケットは世界と直結してる週に3回くらいは食材などの買い出しのためにスーパーに行く。 夕方はおかあさんと小さな子供によくあう。 おかあさんは疲れてる。 こどもは保育園かえり?おかあさんと話したいし、そもそもスーパーは好奇心の向くものばかりだ。 そこで見た光景 「触らないで」としか言わないお母さん男の子と女の子。年長さんと年少さんくらいかな?小学校にはまだいってないくらいのふたり。 とくに男の子の方が、いろんなものに興味があるようだ。 野菜やくだものをみて「こ

          スーパーの親子。「さわらないで」と、冷たく言い放つお母さんと、僕らのこの世界

          【肉体のある浮遊感につつまれる】谷小夏さんの福岡初個展にいってきた

          モロゾフのバレンタインチョコレートのパッケージにつかまった2、3年くらい前かな?バレンタインシーズンのデパ地下が何よりも好きな僕は毎年恒例の「チョコレートパッケージサーフィン」をしてた。 そこで出会ったこのパッケージ。 谷小夏さんという画家の絵のパッケージ。 可愛いんだけど、ラブリーすぎじゃない。 マンガ文化とイラストレーションのまざったバランスも好きで購入。 「他にどんな作品を描いてるのかな」といろいろ検索。 その多種多様さに驚いた。 一本の道を突き進みながら、少しづ

          【肉体のある浮遊感につつまれる】谷小夏さんの福岡初個展にいってきた

          行定勲監督映画リボルバー・リリーが年末活劇なことと、演技は映画のごく一部でしかないってこと。

          まあまあお客さんのいるリボルバー・リリーを見に行った予告編を見て、見てみようと思って。 ここではその感想とか良かった悪かったはあまり言わない。映画は見た人のものだからね。興行的にちょっと厳しいとか言われてるみたいだけど、そんなのは長い人生には何度でもあるよね。 日本映画としては予算もかかってるんだろうし、豪華キャストだし。 (この豪華キャストってのがいつもくせものだと思ってるんだけど) ベイビーわるきゅーれを見た後にはどのアクション見てももっさり感じてしまうのはもう仕方が

          行定勲監督映画リボルバー・リリーが年末活劇なことと、演技は映画のごく一部でしかないってこと。

          創造主とつくられたものの悲しみ、あるいはサカルトヴェロの野良犬たち

          東京ディスティニーランド一人芝居/サカルトヴェロ凱旋公演【福岡篇】東京ディスティニーランドの新作「魂の行方」(君たちはどう生きるかvsインディ・ジョーンズ運命のダイヤル)を見に行った。 灼熱の箱崎。歩いていると蒸発しそうな午後1時前。 東京さんは『「娘たち」 by Company COLL』の公演で黒海に面した国ジョージア(ちょっと前までグルジアと呼ばれていた国)へ行って、無事帰ってきた。 別府に本拠地を移してからの東京さんはなんだかいっぺんに宝箱を開けたように変化し、深呼

          創造主とつくられたものの悲しみ、あるいはサカルトヴェロの野良犬たち

          サトガエル

          帰省の風景を歌ってみました。 ーーーーーーーーーー ありえない時間に朝日に起こされて 凄まじい量のご飯を食べて あんたは座っとき テレビでもみよき ビールがいるなら 倉庫の冷蔵庫 カキーンと金属バットの音 消える白球 クーラーのきいた部屋で モノクロの写真を見てる ありえない時間にエプロンつけて 凄まじい品数のご飯を作る あんた子供はまだ? シゲちゃんとこは3人目だって これ片付けたら 本家に挨拶に カキーンと金属バットの音 私の夏はどこに アルプススタンドの端っこ 眩しそうなあの子 カキーンと金属バットの音 青すぎる空 焼けた御影石の名前が見下ろす カキーンと金属バットの音 もうすぐ子供たち 汗まみれでご帰宅 夏よ終われ

          サトガエル

          サトガエル

          馬出ブローインでのアマチュアミュージシャンの試合(出場だけでなく観覧したり)

          毎月一回、レギュラー的に出演して歌を歌っているカフェがある。 音楽に「勝ち負け」はないにしろ、同じ試合(ライブ)に出場する限りはやっぱり「勝った」「負けた」を感じることが多々ある。それはとても楽しい事でもあるのだけれど、キツい時もある。 この日は出場せずに、観覧に行った。 いつも対バン(同じ日のライブに出演する他のミュージシャンのこと)で顔をわせる人たちを「観客」としてみにいく。毎回4組〜のミュージシャンが出演するので時々顔を合わせることになる「知人たち」だ。 それぞれ

          馬出ブローインでのアマチュアミュージシャンの試合(出場だけでなく観覧したり)

          「あなたを全部をうけいれます」来世ではちゃんとします!で考えたこと

          くだらないドラマが好きテレビドラマをあまり見ない。放送時には。 どんなものがあってるかもよくわからないし、テレビをつけてることによって入ってくるニュースや嘘につかれるから。 でも昭和40年生まれのテレビっ子としてはテレビドラマに影響をうけて育ってきてることも事実。そんなとにオンデマンドで放送してくれるサブスクはとても助かる。 「来世ではちゃんとします」っていうドラマが3シーズン目にはいった。5人のセフレを持つももちゃんと、会社の同僚たちのコメディで「セックス」に右往左往す

          「あなたを全部をうけいれます」来世ではちゃんとします!で考えたこと