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gigi
gigiは黒猫じゃないよ 私の好きなおみせ おいしい料理と音楽と ここで出会う人 みんないびつで優しい でももうなくなったの 最初に足を踏み入れたのは 階段を登った2階 丸い看板が目印 とてもせまくて目の前に人がいて とても暗くて安心できた 絵本を読むあなたに音楽をつくったり あざらしの歌を歌ったりした 女の子達はおしゃれで不機嫌 私は40過ぎのおじさん 次はエレベーター不思議な3階 チラシだらけの階段美術準備室のよな あなたはそこに来なかったけど あなたはそこでみんなをみてた ドアにかかったカラフルなバケツ 西陽で燃えてるウッドベース 友達に誘われて引っ張りだされた 歌ったり踊ったりそれを見たりした 誰かと偶然会えるのが嬉しかった プレートご飯がすごく美味しかった ナシゴレン今日はエビがないんよって笑う ソファ席早い者勝ちだった お酒の飲めない僕はいいお客じゃなかった カリスマもないしいい演者でもなかった もっと早く気づくべきだった文化って 守らないと消えちゃうってこと gigiは黒猫じゃないよ 私の好きなおみせ いろんな形の美しいものをみて いつか私もと出番をまっている 眼を輝かせた誰かが あの日の私のように
俺の人生
昨日の記者会見を見てて思ったことを歌にしました。 ------------------------------------------------ 俺の一年は 暑い寒い暑い寒い暑い寒い いい季節なんてほとんどないぜ 俺の毎日は きついだるいきついだるいきついだるい 調子いい日はほとんどないぜ まあ落ち着きましょう 子供もみてるから そんなこと言う奴は 悪魔にケツの穴売っちゃったんだろ いえー最悪はまだこれからくるんだろ いえー罪悪は薄めて海に流すんだろ 家に帰れば君が待っているはずはない 楽園を探しに先にいってるから 冷静になりましょう ルールを守りましょう そんなこと言う奴は 悪魔に甘い汁もらってんだろ? いえー最悪はまだこれからくるんだろ いえー罪悪は薄めて海に流すんだろ 家に帰ればおいしい牛乳を飲みたい イエスかノーどちらでもない どちらでもない?
チェックワン・トゥー サウンドチェック
ライブハウス。夢と夢の残骸が溢れる場所 誰かの夢が自分のかつての夢と重なる 新しい夢のための場所 なつかしい夢のための場所 今夜のショーのためのステージを作る人たち スポットライトと影がおりなす 一夜限りの夢の世界へ 【サウンドチェック】 チェックワン・トゥー サウンドチェック 暗いステージ真ん中で 今夜の主役のための準備 アンプの電源チェック シールドの断線チェック 照明位置とハウリング この小さな小屋から飛んでいった小鳥たち 落雷に打たれて落ちた小鳥たち 俺もそんな一人さ 大空を飛ぶことはなかったけど 歓喜と憔悴折り重ねて また新しい幕が開く 照明が落ちたら まばらな歓声が ワンドリンクチケット数を数える こんなじっとりした夜には生ビール 案外ジンジャーエール だれにエール? この小さな小屋から飛んでいった小鳥たち この子も空高く飛んで行けたらいいね 私も翼信じてた 続けることすらきつかったけど だけど音楽が生まれる この場所がやっぱり好き 今日も街のどこかで 流れ星が輝く
サトガエル
帰省の風景を歌ってみました。 ーーーーーーーーーー ありえない時間に朝日に起こされて 凄まじい量のご飯を食べて あんたは座っとき テレビでもみよき ビールがいるなら 倉庫の冷蔵庫 カキーンと金属バットの音 消える白球 クーラーのきいた部屋で モノクロの写真を見てる ありえない時間にエプロンつけて 凄まじい品数のご飯を作る あんた子供はまだ? シゲちゃんとこは3人目だって これ片付けたら 本家に挨拶に カキーンと金属バットの音 私の夏はどこに アルプススタンドの端っこ 眩しそうなあの子 カキーンと金属バットの音 青すぎる空 焼けた御影石の名前が見下ろす カキーンと金属バットの音 もうすぐ子供たち 汗まみれでご帰宅 夏よ終われ