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【突然交通事故にあった長男の闘病日記】10月12日(水) 202日目:Refresher training

Refresher training:復習トレーニング(訓練)

今日は長男の自動車学校での Refresher training だった。

数週間前、事故後初めての3時間の運転試験があり、それにパスはしたが、インストラクターから高速道路での2時間の Refresher training をしたほうがいい、と言われた。

アメリカは日本のように自動車学校内で教習用のコースというものはない。

自動車免許を取るには、自動車学校で座学のクラスを取り、州のmotor vehicle administrationで仮免用の試験をパスすると路上で運転ができる。

仮免を取ると家族を助手席に乗せて路上運転ができる。
車の運転は家族が教えるようなものだ。

決められた路上運転の時間を終えると、自動車学校のインストラクターと6時間の路上での運転をする。
それにパスすると、再度 州のmotor vehicle administration に行き、実地試験を受ける。
これにパスすると正式に運転免許証が交付される。

今日の Refresher training は高速道路の運転ということで、私達が住むエリアのメジャーなハイウェイを走ったらしい。

日本でいう首都高速のようなベルトウェイを走り、その後、混雑している市内も走ったらしい。

インストラクターからは
「good job !」
と言われていた。

問題なく運転はできたようだ。

しかし2時間ずっと運転していたので、長男は相当疲れていた。

私もハイウェイの運転は気を使う。
制限速度が75マイル/時(120km/h)だったり 55マイル/時(88km/h)だったり。
いきなり車線変更してくる車もいるし、”この車間距離で?”割り込みする車も多い。

今日の Refresher training の後、州のmotor vehicle administration が長男の全ての記録をチェックして路上運転再開の許可が下りる予定になっている。

TBI(外傷性脳損傷)からの車の運転の復帰は大変だ。
こんなに長いプロセスがあるとは…。

長男にとっては良い教訓になっただろう。
これからは自分におごることなく安全運転をしてほしいと思う。


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