【突然交通事故にあった長男の闘病日記】4月1日(金)　8日目：延期

長男の顔の手術の予定が11amと聞き、夫と10am前に病院に着くようにでかけた。
病室で待っていると、担当医が来て本来は2番目にスケジュールされていた長男の手術が急患が出たため3番目になった。もし午後3時までにその手術が終わらない場合は、別の医師か再スケジュールになる、とのこと。
担当医は、今日が連続担当勤務の最後の日で明日はoffの日らしい。
なので明日に延期になった場合は、別のチームでの手術になると聞いた。

別の病院からヘリで転院して直ぐに手術をしてもらると思っていた夫はちょっと失望していた。
が、優先順位で手術が決まるのは頭で分かっていても辛いものだ。

夫と病室で長男の手術の順が来るまで待つ。
担当ナースが頻繁に部屋に来て長男のcareをしてくれる。
夫は頻繁にナースに話しかける。
彼女もまったく嫌がることなく明るく夫の質問に返してくれる。
彼女は看護大学を出た後に近くの別の大学病院で3年働き、今はこの病院で働いているらしい。
看護のPhDを取得するために学校に通っていると言っていた。

結局、午後3時を過ぎても長男の手術の順番は来なかった。
今日の手術はない、と聞き夫と病院を後にした。

夕方、脳神経外科医から夫に電話がかかり「脳に感染症がないか確認のため骨髄をとって確認する」との連絡。
昨日、今日と38℃前後の熱が出ていたのと、感染症がない状態で手術に臨みたいとのことでらしい。

今日、病院を後にする時は長男の熱も下がっていた。
検査の結果は深夜にわかるらしい。
きっと大丈夫。
感染症の症状がなければ明日、新しいチームでの手術になるらしい。

顔の手術と同時に気管切開と胃ろうの処置もすることになっている。
長男は口に入れられてる人口呼吸器を相当嫌がっている/苦しんでいる。
早く手術が終わり、少しでも長男が楽になればいいのだが。