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【突然交通事故にあった長男の闘病日記】1月23日(月) 305日目:最後の手術

きっとこれが最後の手術になるだろう。
いや、なってほしい。

今日は長男の眼球陥凹の手術日だった。

去年の4月に顔面骨折の修復手術はしているが、その際に長男の左眼神経の状態が不明だったので、左眼周辺の骨折の手術は簡易的にされていた。

その後、眼科に数回通院している時に医師から左眼の神経は問題ないと診断され、また左眼が陥没しているので眼球陥凹の再建手術を勧められた。

10月に医師に再建手術の診断をしてもらい、それから3か月。
医師のオフィッスの怠慢な対応などがあり、やっと今日の手術に漕ぎ着けた。

朝5時半に大学病院に来るようにとのことで、朝4時半前に家を出発。
病院に着いてからは、通院患者での手術登録、手術前の診察、などがあった。

7時半までに一通りの説明などが終わり、長男は麻酔科医と一緒に手術室へと向かった。

手術室は7時半から午後3時まで予約されているらしく、私達は長男の手術中は家に帰ることにした。

家に戻ると、
「8時45分から手術が開始しました」
と連絡があった。

お昼くらいには
「手術は順調に進んでいます」
と連絡。

手術は午後2時過ぎには終わるだろう、と予想をして、夫と一緒に午後1時半くらいに家を出た。

車を運転してる最中に病院から電話があり、
「手術は無事に終了しました」

患者との面会は午後は4時からだったので、それまで病院内の広いアトリウムの待合室で時間を潰していた。

手術が終わった長男の部屋に行く。
麻酔で寝ていると思っていたが、ちょうど目が覚めていたところだった。

目が覚めたといっても、左眼周辺の手術をしてるので目が開けられない。

手術は左眼の内側を切開、また口の中の歯茎の上のあたりを切開しているので、長男の顔は腫れていた。

まるで別人のようだった。

強い鎮痛剤が効いているのか、うつろな長男だった。

途中、手術に立ち会った医師が来て長男の左眼のガーゼ交換をしてくれた。

無事に手術が終わり安心だ。

「明日は何時に迎えにくるの?」
長男は家に早く帰りたいようだ。

「たぶん午前中には帰れるんじゃない?
明日、迎えにくるから」

と病室を後にした。

時差ボケに加え、今日は3時45分に起床したのでとても眠たい。
NOTEを書いてる今も目が閉じてしまうほどだ。

とりあえず、よかった。

今日はぐっすり眠れそうだ。

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