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ジャズを創ったレジェンド達を知ろう!!

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ジャズの上達には、ジャズの歴史を知ることが必須!! ジャズを創成し、発展させてきたレジェンド達について知ろう!
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トニーウィリアムズについて

トニーウィリアムズについて

このGW中に、いくつかのステージで、
コルトレーンの有名な
'Impressions'
を演奏したり、仲間の演奏をきいた。

それで、ふと、この曲が作られた
1960年代初頭の、コルトレーンやマイルスのレコードを聴き直したくなった。

コルトレーンバンドのドラマー、
エルビンジョーンズは、頻繁に聴いていたが、
マイルスバンドのドラマー、
トニーウィリアムズについては、
久しく傾聴してなかったことに

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ELVIN JONESの伝統的ドラミング5選

ELVIN JONESの伝統的ドラミング5選

ELVIN JONESは最高!
何が最高かって
深く、それまでの伝統を継承した上での
独自なドラミングであることが、最高!!
エルビンの功罪があるとすれは、
エルビンが愛して受け継いだ、それまでの
ジャズドラミングの美学が時代遅れのものになってしまったこと。。
そんなエルビンの伝統愛溢れるオーソドックスなドラミングが聴ける音源を紹介。
お楽しみ下さい!
①EARL HINESとの親子くらい歳の離れ

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Charlie  Parker 僕の好きなジャズメン①

Charlie Parker 僕の好きなジャズメン①

チャーリーパーカー

言わずもがなの
最高最強の天才

ケンバーンズ JAZZをDVDで観たたんだが、何度も耳にした
ありきたりな話や映像ばかりかと思ってたら
、これがなかなか!

僕が観たのは
the RISKという
ビバップ革命が主題の編

チャーリーパーカーを中心に語られるんだけど、
バードの栄光と苦悩が
描れていて
心に沁みた。

バードは
フルタイムの最高のジャズメン

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名ベーシスト考

名ベーシスト考

今日はセッションで、日本トップクラスの
実力を持つ素晴らしいベーシストと共演した。
そこで印象に残ったことを、記録しておく

・ビートがとても柔軟
ポールチェンバースみたいに後ろから、プッシュする幅の深いビートを刻んだり、ときにはon topに行って引っ張ったり。。
状況をみて、弾きわけていた。
とくに今日のピアニストは、
絶妙にレイドバックするビバップの名手、、

でも余裕でプッシュしていた。

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Barry Harris 大師匠

Barry Harris 大師匠

前回のBud Powellは、その荘厳なサウンドで
破滅型の人生ながらも後世に絶大な影響を与えた。。
そのフォロワーの中で、いち早く個性を確立したのが、Barry Harris!(親しみを込めてバリーさんと呼ぶことにする)
1929年12月15日生まれの88歳現役!
僕が彼のサウンドに出会ったのは20年前。
19歳の頃、バイトを始めたジャズカフェの常連さんに譲って頂いたレコードの中に、彼のレコード

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Max Roachというドラマーがいた

Max Roachというドラマーがいた

僕がジャズドラムを始めて、最初に名前を知ったドラマーがMax Roachだった。
大学ジャズ研の部室にあった、
『STUDY IN BROWN』というCDの
『Take the A train』が、
まるで本当に列車が走り始め、走り抜け、停止する様子を、バンド、とくにドラムのサウンドで見事に表現していて、『ドラムでこんなことが出来るのか、、!』と印象的だったのを覚えている。

すぐにはMaxの凄さ

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Bud Powell
私の好きなジャズメン②

Bud Powell 私の好きなジャズメン②

前回、Jimmy Cobbを聴いてジャズのスイングの奥深さに魅了され、追求の旅が始まったと書いた。
では、ジャズの音楽的中身に僕はどのように惹かれていったのかと振り返ると、
それはBud Powellの音楽に出会ったことからなんじゃないかと思う。

大学ジャズ研の部室にあったレコードだったかなにか忘れたが、ジャズ初心者が必ず聴くようなBud Powellの有名な『クレオパトラの夢』

この演奏の醸

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