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なぜ、中学受験の勉強を頑張れたのか

中学受験が終わってから、約2か月が経ちました。
受験が終わってからというもの、この2か月間、ツー太はとてもツー太らしくのびのびとした時間を過ごしてきました。

大好きな学校へ毎日行き、
学校から帰ってきたと思ったら、家での滞在時間2分程度で「いってきま~す!」と友だちと遊びに行き、
夕方からはゲームをしたり、野球中継を見たり。

休みの日は友だちと遊園地へ遠出をしたり、レゴづくりに明け暮れたり、父親や兄とバッティングセンターに行ったり。

受験期間中、「受験が終わったら何をしたい?」という会話をよくしましたが、その時に「やりたい」と答えたものを次々と実現している感じです。


中学受験中は、放課後に友だちと遊びに行くことはほとんどできませんでした。

6年生の間は、時間を気にせずレゴを作り続けたり、大好きな野球中継を見ることもできませんでした。

漫画も全部、片付けました。

大好きだった少年野球チームも辞めざるをえませんでした。

多少のゲームとYoutube、読書の時間はありましたが、それも数十分。
課題と課題の合間にやる程度でした。

つまり、ツー太がツー太らしくいられるものをほぼ全てを封印した状態で過ごしていたことになります。


そのような状態で受験期間中、なぜツー太が毎日毎日、何時間も勉強を頑張ることができたのか?

振り返ってみると、その一つは、誰かに言われた目標ではなく、ツー太自身が本当に望む目標に向かっていたからだと思います。

受験期間中「どんな中学生活を過ごしたい?」をテーマに何度も対話をし、
それが徐々に“志望校”という形で明確な目標となり、
そしてそれがツー太の中で本当に叶えたいことになっていきました。

ツー太の思い描く理想の中学生活を聞くと、「学校の先生や周りの大人からあんまり口を出されず、野球とかゲームとかを思いっきりやりたい。勉強はほどほどで」と言っていました。
なのでそれを叶えられる学校に入る、というのがツー太のモチベーションになっていました。

もちろん子どもなので、「受かりたい学校はあるけど、どうしてもやる気がでないんだよ(涙)」と言うこともありましたし、
問題が難しかったり、量が多かったりすると「あーー、めんどくせーー、もうやだ!(怒)」モードになることもよくありました。

でも、ほどなくすると気持ちを落ち着けて、また日々の取り組みを粛々と続けられました。

もし仮に私が「○○中学校がいいんじゃない?」とか、「今週末はテストだから○○しなさい」というように、目標や課題を一方的に決めたり、お膳立てしていたとしたら、同じような状態では勉強に取り組めず、衝突が起こるか、ツー太のやる気を維持できなかったと思います。


いま振り返ってみると、重要だったのは中学受験をする意味、目標に対して、“子ども自身の納得感”、“自分が本当に叶えたいかどうか” であったと感じます。

親にできることの一つは、その“納得感のある答え”を子どもから引き出し、共有しつつ、伴走することではないでしょうか。

受験が終わってふとツー太が「こんな風に過ごせる時間ができるなんて思わなかったな」とポロッと言いました。
自分が頑張って手に入れた時間(=結果)に対して、こうやって自分で承認できるのは、中学受験を経験してよかったと思うことの一つです。

今日も読んでいただいてありがとうございました。
なにかのヒントになればうれしいです。

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