過去の自分が教えてくれた「子育てが大変な日々」は「キラキラ輝いている日々」
もう何年も、日記というほどでもない短い日々の記録を残しています。
紙の手帳に手書きだったり、パソコンからノートアプリにだったり、ツールは色々。
普段はめったに振り返ることはないのですが、
つい最近、それらの記録をたまたま目にする機会があり、
子どもたちが小さい頃の記憶がよみがえりました。
たとえばこういうの。
・急にツー太（当時1歳10ヶ月）が「ママ」「にぃにぃ」と言えるようになった！
・ワン太（当時10歳）、昨日のテスト結果が悪く、夜中まで大泣き。
・ツー太、急に39.2度の熱。でもすごく機嫌が良くていつも以上に食欲があるので、病院に行かずに様子を見ることに。夕方には熱が下がった。
・ワン太、テストの点数が良くてノートをもらって帰ってきた！先生にも声をかけてもらったんだって。すごい！！
なんていう本当に些細な日常。
我が家の子どもたちは９歳差の兄弟です。
だから、
ワン太の中学受験のフォローしつつ、ツー太のトイレトレーニングする、
みたいに生活パターンも、子どもたちの興味も、親の関わり方も
全く違う二人の面倒を見る日々。
私自身は今よりずっと若くて、好奇心は旺盛で、エネルギッシュ。
一方で、悩みは深く、感情の起伏は今よりずっと激しくて。
そんななか、子育てに奮闘する姿が記録に残っていました。
子どもたちが体調を崩して、慌ててタクシーで病院に連れて行ったり、
学校から連絡があって、急に迎えに行くことになったり、
ベビーカーで寝てしまったツー太を起こさずにリビングに運べて、自分時間を味わえるとガッツポーズしたり、
外出から戻るのが遅くなって、家の鍵を持っていないワン太と行き違いになって、心配で近所を探し回ったり、
夕方暗くなっても公園から帰りたがらないツー太を、泣き叫ぶ中、汗だくで家に連れて帰ったり、
ワン太の学校のPTA活動に行くのに、よちよち歩きのツー太がいい子にしててくれるかハラハラしたり。
子育てママならばきっと誰もが経験するような出来事だけれど、
子どもたち二人を抱えながら毎日こなしていた日々は、本当に大変だった。
でも振り返ると、充実してたし、楽しかったなって思うんです。
私にとっては本当にかけがえのない子育ての記憶。
そして、当時の自分を褒めてあげたい気分です。
と同時に、いま。
2024年のこの瞬間も、
将来、「あの頃は・・・」って振り返ることが
あるんだろうなと思うんです。。
子どもたちが巣立ったあと？
結婚する頃？
“いま”を振り返るのはいつかは分からないけれど、
その時には
「あの頃は充実してたし、楽しかった」
って言っていたいなって思う。
そしてそう言えるように
／
いま、この時期を精一杯、大事にして生活しよう
＼
って改めて感じたんです。
あれから１０年以上経った、いま。
ドロドロの部活のユニフォームを洗濯に出さなかったり、
何度言っても、お弁当箱を自分で洗わなかったり、
テスト勉強しないし、
将来について、考えているんだか、いないんだか分からなかったりするし、
いまも子どもたちには振り回され、時には不安になったり、
怒りを感じることもあるけれど、
それもきっと、いましか味わえないことですもんね。
いまがどんな状態で、どう感じているか。
それがたとえ、大変なものだったとしても、
もしかしたら、キラキラ輝いている時間なのかもしれません。
そんなことを過去の自分に教えてもらった気がします。
今日もどなたかのヒントになったらうれしいです。
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