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人にも子どもにも自分にも“ダメ出し”しちゃうクセの手放し方

古い記事を見返してたら、こんなことをつぶやいているのを見つけました。

当時は、人に対して、「そんなキツイ言い方しなくてもいいのに」とか「要領を得ない話し方だなぁ」なんてジャッジばかりしてました。

他人のダメなところ、できてないところばっかり見ちゃうクセは、当然、わが子に対しても発動してました。「なんでできないの?」「遅い!」「だから言ったじゃん!」って。

足りてないところを見るから、そこを埋めようと思って「もっとあれをやらせなきゃ」と必死になったものです。

ほーんと、しんどかったし、嫌なやつだったなぁって思います。

他人に対してダメなところを指摘してしまうクセの厄介なところは、自分に対しても発動しちゃうこと。

「もっと明るい声で声をかければ良かった」「今日のあの返事、感じ悪かったな」「ブサイクすぎて、笑うの恥ずかしいな」・・・と

まだまだこんなんじゃダメだ!
私はダメだ、足りてない!

と無意識のうちに自分に対して厳しい言葉をかけ続けていました。
苦しかったけれど、無意識だから、その苦しさの原因がわからないんです。

でも、さっきのつぶやきを投稿して4年ほど経ったいま、それほどダメ出しグセに苦しんでいません。

なんでだろう?と考えてみたら、ひとつ思い当たる思考の変化がありました。

今日は、私がそんなダメ出しグセの苦しさから脱却でき思考の変化についてお話したいと思います。

他人に対しても自分に対してもダメ出しグセを繰り返してしまう方へのヒントとなりますように。


ダメ出しグセから脱却したきっかけは・・・

振り返ると、ダメ出しグセの苦しみが少しずつ軽くなったのは、私の場合は、コーチングスクールに通いだのがきっかけでした。そこで学んだ“認める”ってのが徐々にナチュラルにできるようになったからです。

“認める”とは、ジャッジ(評価)するのではなく、ただありのままを受け止めて「そうなんですね」と相手の話を受け取ることです。この“認める”がベースにあるから、コーチングセッションでクライアントが何でも話せる空気が醸し出されるのです。

“認める”を自分に対して取り入れるようにした

その“認める”をコーチングセッションで、意識するうちに、徐々に自分にも適応できるようになってきました。

たとえば、何かをやった時に【できた = すごい】、【できてない = だめ】という2極で評価するのをやめ、できなかった、できたという事実があるだけで、それとその人の価値や存在は関係ないということが自分の中で当たり前になってきたんですよね。

そして、できなかった場合でもできなかった自分を「バカだなぁ」「まだまだだなぁ」と意味づけするのではなく、ただ、「できなかった。じゃあ次はどうしよう?」と次のアクションを考えるようにします。

学んでから、「はい!今日から!」というように一気には変わりません。
ですが、じんわり、じんわり考え方を変えて、いまはとても楽になりました。

自分にできるようになると自然に周りにもできる

自分にできるようになると、周りの人(職場の人、家族、子ども)にも同じようにできるようになります。そうすると、いちいち怒らなくってもいいし、イライラしなくってもよくなります。

特に子どもには、「褒めて伸ばそう!」なんていう言葉も聞きますけど、褒めなくってもいいんです。ただ「そうなんだね」って受け止めるだけで。できたところをオッケーしてあげて、できてないところは、必要以上に落ち込まず、「じゃあ次はどうしよう?」と考えればよくなると、本当に楽です。

あなたはいかがですか?ダメ出しグセはありませんか?

ダメ出しグセがあるな、ってご自身で思われる方は、ぜひ結果と感情を切り分けて、ただただ受け止める、というのをぜひやってみてください。
子どもにも周りの人にも、自分にもそんな優しい関わり方をしてあげられると、抱えている苦しさが少し楽になるかもしれません。

今日もどなたかのヒントになりますように(*^^*)

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\この記事を書いたのは/
大切なものを大切に
ライフコーチ しいはしさくら

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