大学受験のサポートを通じて

オンラインで大学受験のサポート(書類添削や面接練習、小論文の添削など)を副業で始めてから、今年で4年目。
でも、私は受験のサポートととなるとついつい前のめりで取り組んで自分の睡眠時間を削り、家族も疎かにしてしまうので、今年は高校3年生の息子のサポートに専念するために、副業はお休みしています。でも、今年に入ってとても嬉しいことがいくつかありました。

1つ目は、2年前にサポートした方の親御さんから再度連絡があり、どうしても下の子のサポートもしてほしいとのこと。知らなかったのですが、上のお子さんも合格されていて、さらに、そのお友達も私のサポートを受けて合格されていたとのこと。オンラインでのサポートで、サポート終了時にお取引は終わるので、当然のことながら、合否はわからない場合が多いです。でも、合格の知らせは私の何よりの喜びで、本当に嬉しかったです。もちろん下のお子さんもサポートさせていただきました。

2つ目は、3年前に編入試験の書類添削と面接のサポートし、書類、面接は合格したものの、最後の学科試験で不合格になってしまった方から久々に連絡がありました。あれから、その悔しさをばねに頑張り続けて、某トップ国立大学の大学院に合格したとのこと。3年前の指導のおかげで、大学院入試も突破できたとお礼の連絡があったのです。当時、本当に頑張っていらして、目標も明確だったので、当時不合格の知らせを受けて私自身も本当に悔しく、その後も頑張ってほしいなぁとずっと気になっていた方でした。もう嬉しくて嬉しくて…。こうやって社会のために目標に向かって一歩一歩頑張っている若者がいるからこそ、社会は良い方に変わっていくと希望が持てると思いました。

3つ目は、昨年サポートをさせていただき、合格していた方から再度連絡があり、大学に入学したものの、体調を崩して退学してしまったと…。でも、やっぱり日本が大好きで再挑戦したいので、もう一度入試のサポートをしてほしいとのことでした。留学生の入試のサポートの依頼も何度も受けたことがありますが、日本留学を希望するどの学生さんもに「日本が大好き!」というのが嬉しくて、サポートにも力が入ります。特にこの学生さんは、日本で嫌な経験をしたにもかかわらず、日本が大大大好きなんですよね。今年も最後まで頑張ってほしいなぁと思っています。

こうやって時間が経っても覚えていてくれて、連絡をくださることが本当に嬉しく、やっていて良かったなぁとつくづく思います。

実はこの副業を始めた時、「人生を決めるような大学受験のサポートを会ったこともない人にオンラインで依頼する人がいるのだろうか」と半信半疑で始めました。塾が少ない地方都市の高校生、編入学試験や社会人入試を受ける方、外国人留学生の方など、学校の先生や塾の先生などの頼れる人が少ない方からの依頼が多く、オンラインでのサポートの存在意義を感じています。時代の流れで若い人は逆にオンラインの方が依頼しやすいのもあるのかもしれませんね。

一方で、人任せの現役生、代筆を依頼してくる方(お断りしましたが)、「子どもの書いたものを受かる内容にしろ」と脅してくる親など、残念に感じることも多々ありました。
でも、私の言葉によって、自分のこれまでの経験や気持ちと真摯に向き合い、考えを掘り下げていく受験生の方たちの頑張りに本当に力をもらっています。

自分の過去、現在、未来の自分と真摯に向き合い、自分のやりたいことのために努力している受験生たちと関わる中で、私の気持ちにも変化があり、介護士としてより良いサポートができるようになるために、私も大学院入試にチャレンジしてみようと思い始めました。我が子の手も離れるし!来年度には準備期間が足りないので、再来年度かなぁ。


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