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【雑感】逃げ恥SPに思うこと

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

このnoteの使い方については試行錯誤中ですが、暫くは引き続き気の向いたときに自分の書きたいことをつらつら書いていこうかと思います。

この年末年始は基本ステイホームということで大人しくしてました。早くこのコロナ禍の状況が落ち着くことを祈るばかりです。


さて、先日放送された逃げ恥SP、ハイボール片手に見てたんですが色々考えさせられました。。。ネタバレしない程度に感想を書こうかな、と思ってます。


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まず、連ドラのテイストと大分変わっていたのが一番の印象ですね。

連ドラの時は現実世界にはないだろう2人の関係性を楽しむテイストだったのが、今回のSPではかなり現実世界に近い絵姿を描いてたのが印象的でした。

このテイストには賛否両論あるんでしょうが、原作の話も最後2巻はかなり現実感溢れるテイストになっていたので、その原作・作者のトーンにあわせて作られた感じがしました。

個人的には、連ドラではある意味フィクションの世界にいた逃げ恥の登場人物が、このSPでは、一気に現実世界に存在する人物だったんじゃ・・・と思わされるくらいリアリティがあったように見えます。

津崎夫妻の生活も、沼田会のあの感じも、今回のSPでは現実世界でホンマに起こってそう、、、そういう見方で見てしまいました。(年末の沼田会での沼田さんの言葉とか、もはや現実世界でも誰かが言ってそうな 笑)


今回、この逃げ恥がリアリティ強めで描かれたことで、改めて思ったのは、この世界には色んな環境の人が色んな葛藤を抱えながら生きているんだな、と。文字に起こすと当たり前の話なのかもしれませんが、改めてこのドラマを見て思いました。

既婚者・バツイチのシングルマザー・独身貴族・LGBT・・・この現実世界には様々な状況下で生きている人がいて、皆それぞれの環境下での悩みを持って日々を生きている。

言葉では当たり前ですが、日常生活を過ごしているうえではどうしても自分の環境下でのモノの見方が中心になり、他の環境下にいる他の人の考え・悩みってあまり気づかない気がします。

色んな環境の人が色んな葛藤を抱えながら生きている、それをわかりやすく具現化してくれたのがこのドラマな気がします。

加えて、このSPドラマの凄いな、と思ったのは、本当に様々な環境下に置かれた登場人物を1人1人描いていたので、このSPドラマを視た若年層視聴者の多くが、自分と何か共通点を見出してしまう、そんな構成になっていた気がします。視聴者のターゲット層をいい意味で絞っていなかったというか。


このドラマのサブタイトルが「ガンバレ人類」でしたが、みくり夫妻はじめ逃げ恥の世界でも色んな人が悩み、それでも前を向いて生きている。

なので、視聴者の皆さんも前を向いて頑張って生きましょうね!そんなメッセージを製作スタッフさんは伝えたかったんじゃないかと。まぁ自分は製作スタッフさんではないので、ホンマのところは知らんけど  笑

何はともあれ、新年早々、素敵なドラマを作ってくださった皆様に感謝感謝です。


※ゆりちゃんのエピソードは本来原作ではもっとしっかり描かれていたのですが、おそらくドラマ上では尺が足りず、大分カットになったんだろうな・・・と勝手に推測してます。そういう意味では2時間半と言わず、2日間に分けてもっと長時間放送してくれれば良かったな・・・というのが唯一の心残りではありますが。


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