クリスマス～年末年始の過ごし方　～サンタクロースになろう～

クリスマス～年末年始。街全体が独特の空気に包まれる。
だんだんと慌ただしく賑やかになり、祭りの日には最高の盛り上がりを見せる。その後は急ピッチでせわしなく時が流れ、ある時からふっと静かになる。そして、厳かな雰囲気に包まれて年が始まる。

コロナもそろそろという雰囲気になり、街は人で溢れ返っているようだ。

一つ書いておくと、人混みはリスクである。
こういう時ほど家に籠り静かにしているのが正しい。

日本人は「当たり前の水準」が高すぎる。そして、「お客様意識」が強く贅沢すぎる。
都合が悪いことを前にすれば、文句を垂れる。文句で相手が変わると思い込んでいるのだ。
勤勉な方々のおかげでインフラが強いから。電車が遅れれば駅員さんに文句。お店に過剰なサービスを求め、少しでも気に入らなければ文句。
有難く喜ばしいことなのだが、いざという時に非常に弱い。

その格好で数時間歩けるか？
その格好で数時間立っていられるか？
水もない食べ物もない、周りは殺気立った人だらけ。そんな時に、冷静でいられるか？

災害や事件だけではない。「ちょっとした事故」「ちょっとした遅れ」。この程度で人の生活は簡単に狂うのだ。
よーく考えたほうが良い。

クリスマス～年末年始は自分のことはソコソコに、周りに目を向けよう。
サンタクロースを待つのではなく、誰かのサンタクロースになろう。

日本には、様々な事情を抱えながら生きている子供がたくさんいる。
自分のせいではない、誰にもコントロールできない「生まれた場所・環境」。
何もないのに生き抜くしかない。そういう子供たちがいる。

思いを、馳せよう。
そして、できることをしてみよう。
一人でも多くの子供が、元気に育つように。
子供は、宝。これからを作るのは、未来を作るのは、子供。

今の時代はワンクリックで何でもできる。
クリスマスプレゼントでなくても良い。予算が削られる中で、施設も色々大変なのだ。

あなたにも、できることがある。
メリー・クリスマス。