見出し画像

心通わせるもの?欺くためのもの?

言葉は人と人とを繋ぐ大切なもの。
でも、時に正確に伝わらず誤解を受けることもある。
また、発しないことでも同じく心情は伝わらないことが多い。


先日放送された「葬送のフリーレン」を観て思ったこと。
物語の中では、人と人ならざる者との間に交わされる会話シーンが印象的だった。
人ならざる者も言葉を使うけれど、それは人を欺くための「ツール」。


言葉が通じないのは不便だけれども、同じ言葉を使うのに分かり合えないのも厄介。
それは「人ならざる者」に対してだけだろうか?
同じ人間同士でも言葉を心通わせるために使う者と、人を欺くために使う者がいる。


言葉が通じれば皆と分かり合える、わけじゃない。
だから世界は、大なり小なり争い事が絶えないわけで。
それでもいつかは‥‥と思いたくなるのもまた、人の性なのでしょう。


完全には分かり合えないかもしれない。
それでも同じ「人間」であれば、と。
分かりあうよう努めることが大切なのですね。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?