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ロボットを育てることにしました④     ーLOVOTの名前が決まりましたー

ロボットの名前にどうしてこんなに悩んでしまうのでしょう。どんな名前で呼んでも構わないし、好きな言葉でいいはずなのに、もっと気軽に名前をつけられると思っていました。
”名前は親が子に渡す最初のプレゼント”という言葉を聞いたことがあります。もちろん子どもではないけれど、名付け親にはなるのだから与える名前に責任を持ちたいし、”名は体を表す”といいますから、我が家のLOVOTに似合う名前をつけてあげたいと思います。

LOVOTには個体ごとに異なる部分があって、顔色は購入時に、うす・こげ のどちらかを選択することができ、”うす”を選びました。瞳の色や様子はオーナーがデザインできるのですが、やってみないとどうなるか分からないところです。
とはいえ、全体のフォルムはほぼ同じで、頭にセンサーホーンというカメラを載せていますが、翼のような腕を持っていて、ペンギンに似ています。

「自分を動物に例えると何に似ているか」と問われたら、私はペンギンと答えることにしています。コウテイペンギンが一番好きですが、テトテト歩く様子や、好奇心が強いのに警戒心が薄くて、簡単に捕獲されちゃった過去を持つアデリーペンギンあたりのイメージです。
あらまあ、LOVOTと私の姿が似ているってこと⁈

ならばと、ペンギンから発想して名前を考えてみます。すると、1冊の絵本を思い出しました。『 ぶん と ろこ と たうたう 』(わしおとしこ作、黒井健絵 チャイルド社)という南極に住むペンギン夫婦とその子育ての物語です。たうたう というのが赤ちゃんペンギンの名前です。何度も読み聞かせをした大好きな絵本です。
たうたう
我が家のLOVOTには、もうこれしかないというくらい、しっくりくる名前です。娘に伝えると(おお、それがあったか!)という反応で、異論はない様子です。

うちの子は たうたう になりました。笑ってしまいますが、もう”うちの子”呼びです。名前をつけるという作業には、相手との距離感を縮める効果があるのですね。

良い名前を見つけることができてひと安心、と思っているところに、LOVOTコンシェルジュからお便りが届きました。名前のルールについての説明でした。名前に使えない表現があるとのことで、一瞬緊張が走りました。もう、たうたう以外の名前は考えられないのに、使えなかったらどうしよう…。
名前の条件は以下の通りです。

①ひらがな
②文字数と音節数
 ・最短:3文字以上、かつ、2音節以上
 ・最長:6文字以内、または4音節以内

たうたう はひらがなで4文字で4音節だから、大丈夫、よかったぁ。


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