見出し画像

大学職員日記-12- 反省から始まる2021

こんばんは、日夜です。
大変遅れましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって素敵なことにたくさん出会える1年になりますように。

最近の私は、(毎年のことですが)入試が始まりバタバタ忙しい日々を送っております。

勉強会プロジェクト

年末年始にかけて「若手職員勉強会プロジェクト(正式名称は一応ありますが、簡単にするためにこの表現です)」が立ち上がりました。
私としては「こんな機会滅多にない、ありがとうございます!」と思った最高のお誘いでした。特に、私に対して「年が近い人と勉強する機会も面白いから参加したら?」と快諾してくださった上司には感謝以外ありません。

成果発表のために一応勉強会のテーマが指定されてはいるのですが、まずは改めて大学の根幹にかかわる法律や規則関係を勉強することになりました。

感想:めちゃくちゃ面白い!

正直まだ関連法案を読んでみた程度で法律を「かじった」程度ですし、
調べ学習してます、というレベルではあるんですが、とにもかくにも面白いのです。

理由:(当然なんですが)「全部書いてある」から。

私がこれまで「寄附行為」だの「学校教育法」だの「大学設置基準」だのを読んで大学職員として「知っています(聞いたことあります)」と思っていたことばかりですが、改めて勉強すると全部つながっていくのが面白い。

それって、もっと早くやることだよね?

はい、そのご指摘はごもっともです。
本当はもっと早くやるべきだった勉強だと反省しています。
普段の業務で使う規則は学内の規則集で確認できてしまったこと、
(幸か不幸か)私の仕事の中で私立学校法や大学設置基準をじっくり読みなおすことが少なかったこと、
その状況に甘えてやってこなかったこと、大反省。

ただ、実務で色々なことを体験してきたからこそ「ここの表現がこれ(自分がやっていること)につながっているのか!」と理解できることも多いと感じています。
手遅れになる前に、とにかくしっかり腰を据えて勉強すると心に決めました。

でも、これから大学職員になる方や1~2年目の方はぜひ、早めに勉強することをお勧めします(笑)

どんな職員になりたいですか?

この質問は、これまで職員として働いてきた中で何度も聞かれた質問です。恐らく、これからも研修等で聞かれることがあるでしょう。
就職活動のときも、自分が就職する大学でどんな職員になりたいのかを色々考える機会がありました。

「学生の気持ちに寄り添える職員に…」「学生の学生生活を支えて…」「少子高齢化社会における大学の在り方を…」「事務業務にとどまらず柔軟に…」

私も上に挙げたような大学職員像を「理想」として語っていましたが、
どんな職員になりたいか」を語った先に、
どうやったらそんな職員になれるか」というところまで深く聞かれたり話をしたことはなかったような気がします。

普段の実務を効率よくこなして、仕事を順調に進めていけば「そんな職員」になれるか、と考えるとそうではないものもあります。
効率性を最優先すれば、感情に寄り添えきれない事案もあるでしょう。

結局、寄り添うための知識、学生生活を支えるための知識、大学を取り巻く環境や状況を知ること、理解すること…付随して学ばねばならないことがたくさんあるわけです。

…と、そんなことを反省するところから始まった2021年。
まだまだ伸びしろばかりととらえて頑張りたいと思います。