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【2021読了2冊目】ヅカメン!お父ちゃんたちの宝塚
読まずに放置している本が溜まる一方なので
「noteにアウトプットするためにインプットしよう」
みたいなマインドセットで読書すれば進むんじゃないか、という挑戦。
感想の中にはネタバレもおそらく含むので、それがイヤな方はこの先には進まないでくださいね。
2021年の2冊目は「ヅカメン!お父ちゃんたちの宝塚」
82年生まれキム・ジヨンを貸してくれた友だちが一緒に貸してくれた本。
ストーリーは、Amazonによると
「女なのに男の格好をして…一体どこがいいんやろ?」鉄道員一筋だった多々良源蔵は定年直前、それまで全く関心のなかった宝塚歌劇団の“生徒監”に任命された。突如娘たちの“お父ちゃん”となったことに戸惑いつつも真摯に向き合ううち、その眼差しに変化が―。大道具、プロデューサー、演出、父兄…タカラヅカを支える男たち=ヅカメンが織りなす、七つの奮闘物語。
7つのお話は宝塚を支える男性が主人公ではあるんだけど、一方で、宝塚を受験する子、入団したあとのライバル関係のあれこれ、退団、という宝塚人生を垣間見ることもできて、すごく深い。
面白くてサクサク読めた。
キム・ジヨンの読後感がとにかく胸糞だったので、そのあとにこちらを読んで、笑いあり涙ありで、読後感はすごくさわやか、スッキリ。
もちろんね、すべての話が「みんなハッピー」ってワケじゃなくて、阪神大震災のエピソードもあるし、4年間宝塚の受験にチャレンジして合格できなかった子(アイコ)も出てくるんだけど、劇場は復活を遂げたし、アイコは違う場所で大活躍(それもすごい場所)、「あぁよかった」と思える最後だった。
楽しく読めるのでオススメです。
宝塚、いつか観に行かないとね。
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