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わたし流 枕草子

春は桜。満開の桜、散り始めた桜、どちらも風情があって大変良い。
そんな桜を見ながら飲むビールや日本酒は、最高としか言えない。
他に何と言えばいい?
花粉症で鼻の調子が悪かろうと、桜の下でにぎわう屋台のおいしそうな屋台の香りには、ついつい引き寄せられる。
ましてや、酒の肴になりそうな食べ物には、ついつい財布のひもが緩む。

夏は夏祭り。少しだけ夕方の名残が残る夜7時ごろ、近所の神社に浴衣姿の人が集う様子は、いかにも夏らしい。祭りの雰囲気に勢いがついた若い男の子たちが、前のめりになって女の子に声をかけて玉砕する様子を見るのもまた一興。
さらに、夏祭りを楽しんだ後、近所の居酒屋(お子様可)で、生ビール片手に乾杯する瞬間が最高。暑気払いといいながら、夏が旬のおいしいタコ刺しと冷酒で、家族とともに過ごす夜のひと時は、何物にも代えがたい。

秋は紅葉。近づく冬の気配を感じながら見上げる紅葉。太陽の光を受けて、赤く燃えるように輝く紅葉。
美しい紅葉を見上げながら飲む熱燗、と行きたいところだが、紅葉の名所は大抵不便なところにあるので、アルコールはない。
なので、美しい紅葉を見上げながら食べる、熱々の焼き芋。湯気を立てる焼き芋を、はふはふと食べる瞬間がたまらなく幸せ。

冬はハーゲンダッツ。(「は?」って思った人、正直に手を挙げて。)
凍えるほどの寒い日に、暖房の効いた部屋のこたつで食べる、濃厚なハーゲンダッツが美味しい。味はクッキーアンドクリーム。ガリガリ君のようなさっぱりとした氷を感じるものではなく、濃い味の高級なアイスクリームが食べたくなる。バニラにエスプレッソをかけてアフォガードにするのもいい。
ハーゲンダッツが一番おいしい季節は、冬だ。(ゆに調べ)

冬の料理といえば、もつ鍋。
生の牛モツを買ってスープを一から作り、たっぷり野菜を入れてぐつぐつと煮るもつ鍋は、私の数少ない得意料理。
温まるし元気になれる、子どもから大人まで大好きな冬の最強メニュー。
熱い鍋に冷たいビール。間違いない。
鍋の〆は、中華麺で決まり。


三毛田さんの自分なりの枕草子を作る企画(?)に、勝手に参加してみました。

三毛田さん、楽しい企画をありがとうございます!

書いててとても楽しかったです!
かる~い気持ちで書くのがおすすめ。

食べるか飲むか、たまに人間観察の私の春夏秋冬。

私が清少納言だったら、定子様にはお見せできない内容ですわ。おほほほほ。

#なんのはなしですか
#66日ライラン

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