おみくじが大吉だった理由

2024年が始まって1週間。

帰省から戻ってきた彼と、遅ればせながらの初詣に行ってきた。

三連休、まだまだ初詣に来る方も多いようで、新年モードがたっぷり漂う境内。
普段だと地元の神社に行くくらいなので、ちょっと足を伸ばすのもまた新鮮だ。

お参りを済ませて、さてどうしようかと思ったら、
彼はまだおみくじをまだ引いていないというので、一緒に引くことにした。

去年はお互いに大吉だったね。
そうだったね、実際楽しく過ごせたよね、なんて話をしていたら、
「あ、でも正確には去年じゃないのか」とぽつり。

いや、おみくじを引いたのは去年だから合っているような。。とやや混乱する頭で尋ねると、
「いや、ほら、付き合い始めたのって正確には去年じゃなくておととしだなと思って。まあでもほぼ去年みたいなもんだからいっか〜」と。


大吉だからいいことがありそう！じゃなくて、
付き合い始めたから大吉だ！とこのひとは思っていたのかあ、と気づいたら
なんだか可笑しくて、思わず笑ってしまった。

まあでも、そんなふうに思ってもらえるのは嬉しいことだ。

今年は2人とも大吉、とはいかなかったけれど、
私は違う神社で引いたおみくじの結果よりもちょっぴりランクアップ。

おみくじというのはいま現在の運勢を示してくれるものなのだそうで、
「今日一緒にいるから上がったんじゃない！？」となんだか自信満々。

相変わらず羨ましい自信だなあ、と思いつつ、
あながち外れていないかもなあ、とも思う。

大吉じゃなくても、なんだか良い一年にできそうな気がするのは、
この人のおかげかもしれない。