ふたりのディスタンス
このまえ、休日になんとなくテレビをつけたら
「ふたりのディスタンス」という番組が流れていた。
番組の概要はこんな感じ。
※番組公式サイトから引用
あなたの大切な人は、誰ですか?
この番組は“ふたり”に焦点を当て、その“ディスタンス”=距離感を見つめるドキュメンタリーです。終生のライバル、反目しながらもリスペクトする親子、分かちがたく結びついた夫妻…。
(中略)
見れば、大切な人に会いたくなる。コロナ禍で人と会うことがこれまでになく制約される今だから届けたい、新しいドキュメンタリーです。
ちょうど放送が始まったばかりの番組だそうで、
私が目にしたのもまさに初回放送だった。
初回は、「伝説の家政婦」として知られるタサン志麻さんと
その夫のロマンさんがご出演。
このお二人のやりとりを見ていたら、
ふふっと笑えて、でもなんだかうるっときてしまった。
お互いに深い信頼でつながっているんだな、ということが
やりとりの端々からも、
ただそっと寄り添う姿からも感じられて
心にじーんと、沁みたのだ。
このお二人は、会話をとても大事にされているとお話ししていたが、
それって、「この人になら自分の気持ちを言える」という信頼がないと
成り立たないことだと思う。
だからこそ、その信頼のもとに関係を築き上げた「ふたり」の姿は
まさに理想的な「ディスタンス」で、憧れてしまうのだ。
最後に。
番組の最後に流れたナレーションがとても印象的だったので、
そちらを引用させていただきたい。
あなたがいたから、わたしがいる。
そんな奇跡が、この世界には存在します。
あなたの大切な人は、誰ですか?
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