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好きな男の胃袋はつかむな

この前、
柿と生ハムと大根のスライスを
オリーブオイルで和えて
サラダを作ったんです。

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そもそもなんでこれを作ったかというと
フェイスブック見てたら、
友人がキャンプへ出かけ、そこで
生ハムと柿とカブをオリーブオイルで和えた料理をしていた!

それを見た私、
「おいしそう。た、たべたい・・・!」

って思っちゃったわけだ。


なんかこんな風に書くと
「まがりんて、料理好きなんだね」
と思う人もいるかもしれませんが、

本当にごめんなさい!!!!

その期待には応えられない~~~~


ええ、私は料理好きじゃないのです。


食べるのは好き

「これ、食べたい!」と思ったものを
作るのはすき


そう、あくまで
「私が食べたいと思うかどうか」
さらに言うと
「それを自分でも作れるのかどうか
 やってみたい!」

と思えるものを
作っているだけ、なのです。


それが「たまたま」料理だっただけで
「自分がやりたい!」と思ったら
料理じゃなくてもいいということなわけ。


だから私は料理好きじゃない。
美味しいものを食べるのが大好き!
そのためだけに旅に出たい!


さて、、、
そんなことを言う私ですが
そのことに気が付いたのは
実はごく最近。

きっかけは、夫のとある一言。

最近は全然ご飯作ってくれないよね。
昔は、なめろうも作ってくれたのに・・・


夫と付き合いだしてまだ3年目くらい?のこと
「さんまのなめろう」を作ったことがあるのです。

テレビを見ていたら
旬のサンマ料理、ということで
「サンマのなめろう」を作っていたの。

私、「なめろう」って食べたことなくて。
しかも、むっちゃ作り方が簡単で。

「おお、これなら私も作れそう!
 た、食べてみたい・・・!!!」

と思って、つくったのですよ。


ええ、どうせ食べるなら
一人で食べるよりも
誰かに食べてもらって

「う、うまい!!!」

とか言われたほうが嬉しいでしょ?笑


それにほら・・・言うじゃない?


料理上手はなんとやら。笑


まあ男は胃袋掴んでおいたほうがいいとも
名言があるから、

「サンマのなめろうとか作ったら
 『料理上手』とか思われて
 ちょっと私の株があがるかも?!」

という下心があったことは認めよう
(おい!あったんか~~~い!!!)


しか~~~し!!!
そんな下心を持ち、
世間知らずで
「胃袋掴め」神話を採用した私が
あれから20年近くたった今、
ここで断言しよう。


好きな男の胃袋は掴むな!


正確に言うと

「掴む必要はない」し
下手に掴むと、ご飯を作る役割を
どっぷり担うことになる、ということだ。


いや、いいんです。

家族のためにご飯を作るのが本当に好きで
みんながおいしそうに食べている姿を見ると
本当に幸せで
心が満たされて、
それまでの大変さや疲れも
ふっとぶ~~~~~~~!!!!!

という方であれば、
どんどん胃袋掴みまくってください!


そうじゃなくて

別にそんなに料理作るの好きじゃないし
それよりも
自分の趣味(読書とかダンスとか歌とか妄想とか)
したり、
仕事に勤しんだり
自分で作るよりも
他人が作った美味しい料理を食べるのが好き

・・・などなど

ともかく料理をすることが
自分の楽しみの上位でないのなら
「胃袋掴む作戦」は
好きな男にはしないほうがいいのですよ。


ええ、私のように
「付き合っているころは・・・・」とか
言われるから!


どうせ掴むならね、

「胃袋じゃなくて心を掴め!!!」


なの。


胃袋掴んだところでたかが知れています。笑

それよりもなによりも
結局は「心」ですよ、こ・こ・ろ!


心を掴んでおけばね、

実は料理は好きじゃない!
もう作るのやだ!とわめこうが

しわをなくそうとギュギュギュっと押し付けていたら
アイロンの跡がほんのりついて
焦げ臭いワイシャツにしてしまおうが

ワインを飲みだすと
日頃のうっぷんが吐き出され
なぜかケンカになり
「なんでケンカしてるんだっけ?」と
夫に尋ねられ
「そんなのしらない~~~!!!」と
大泣きようが


「はいはいはい
 泣かないの~(苦笑)」って
頭なでてくるわ。

(もちろんその手は
 パシッて払うけどね!フンっ!)


いいのよ、料理できなくても。
何ができなくても
完璧じゃなくって

そんなところがむしろ、
愛しく思えるみたいだから。


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