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“がんばる”という言葉に想うこと

こんばんは!ひまわりです🌻

寒い日々が続いている、今日この頃。
気づけば、1月もあと少しで終わり…
私は早くも春が待ち遠しい(笑)

今日は、またポツポツと想うことを書こうと思う。

昨夜聴いていた、とあるツイキャス配信で、枠主さんがこんなようなことを言っていた。

「“頑張る”って自分に対しては使うけど、周りの人に対しては使わない」

これをマイルールにしている人って、結構多いんじゃないかなぁと勝手に思っている。

私もその一人。
どうしてもその言葉しか見つけられない場合は使うけど、そうでなければ「応援してる!」とか、できるだけ他の言葉に置き換えるように意識してる。

そもそも「頑張る」って、どういうことだっけ?と思い、広辞苑を開いてみた。


がん-ば・る【頑張る】
(「頑張る」は当て字。「我に張る」の転)
①我意を張り通す
②どこまでも忍耐して努力する
③ある場所を占めて動かない

広辞苑より抜粋

私たちが一般的に使う”頑張る”の意味は、②の場合が多い。

さらに、私が尊敬する前田裕二さんの言葉に

頑張るとは、「見極めてやり切る」こと

というものがある。

前田裕二さん日めくりカレンダー

たしかに!!と、納得できる。
でも、この解釈を知って以来、気軽に使える言葉じゃないなという想いがより強くなった。

周りの人に向ける「頑張れ」「頑張って」は、自分に向けての「頑張る」以上に重い。広辞苑に載っている意味としても、前田さんがおっしゃっている意味としても… 

これまで頑張ってきたであろう人に、もしくは、近くで見てきてその頑張りを知っている人に対して「頑張って」は、違う気がしている。(あくまでも私見)

考えすきでしょ!という人もいるかもしれないけど、私は考えれば考えるほど、ホットサンドメーカーでプレスされるパンみたいな気分になる。(「頑張る」は重くて苦しいよぉ…って笑)

個人的に、好きな「がんばる」は「顔晴る」。
書き言葉に限られるけど。
SNSなどで、たまに「顔晴れ」という言葉を見かける。

顔晴れ=顔が晴れる=笑顔になる
だから、笑顔になれるように納得できるまでやる。

この解釈が、自分の中ではしっくりくる。
私も、最後には笑える(笑顔になれる)ように、何事も納得いくまでやりたい。

「がんばる」のように、日常的に気軽に使いがちな言葉にこそ、他者への想像力を働かせて“優しさ”を紡いでいくことを忘れずにいたいと想う。