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黒川代表インタビュー③浅いつながりから深いつながりへ

株式会社IKOL広報部です!
2024年を迎え、株式会社IKOLも第4期に入りました。
黒川代表から今後の展望やこれまでの振り返りなど、あらためてお話を伺ってみました。

黒川代表インタビュー①はこちら↓


黒川代表インタビュー②はこちら↓

(梅田)
「会社は人間性を高める場所である」ということ、まさにその通りだと感じることが多いです。

黒川さんの人間性、人間力とでもいう部分はどこで培われてきたのでしょうか?

(黒川)
そうだね・・母の存在が大きいかな。
男3兄弟の次男坊で、ずっと父が単身赴任でいなく、母だけのもとで育ってきました。

結局両親は最終的に離婚して、複雑な状況になったんだけどね。

たとえ家族であっても、身内でも難しいんだなと感じました。

母は1番長く関わってもらっている存在であるし、その中で僕のチャレンジを否定されたことがないよ。


(土肥)
以前そうおっしゃってましたよね。

(黒川)
小さい時からやんちゃしても否定されていません。

やりたいことはさせてもらってきた人生です。
また、やめることにも否定はなかったかな。

習い事とか実は続かなかったよ。

(土肥)
習い事、何をやったことあるんですか?

(黒川)
そろばん、スイミングと長くは続かなかったです。
ただ、サッカーは長く続いたね。

4年目で大学も辞めてますからね(笑

卒業しなさいとあと一年だからと普通は言われると思ったが、
母からは言われなかった。

常にそこからご縁がある人生を歩むことが出来てきたし、
社会に出て、経営者を中心に広い縁をもらってきました。

最初の経営コンサルティングの会社でも常に人と関わってきたね。

その後、カンボジアにいって
カンボジアについてのセミナーを日本全国させてもらいました。

黒川さんとカンボジアオリンピック選手猫ひろしさんの2ショット


一年できちんと会う形で800人から1000人、新しい出会いがあったね。

そこに対して当時一つ一つ大事にできていたかというとそうでもないかな。
当たり前になってしまっていた気がするよ。

ある意味その頃は浅い縁、薄いつながりが増えたと感じたね。

よくあるのが、名刺交換会というのがあって、
交換することが好きな人もいるんだよね。

僕自身はもともとそういった場は好きじゃなかったよ。
そういう場に行くから一見社交的に思われていたこともあったけど
全然ひとりでもいれるからね。

ただ、常に縁があり、前向きにどんな人と会うことも捉えていました。

変な人もいっぱいいたし。
でもそこを否定することもなく関わり続けてきたというか。


カンボジアでは、会社を作って企業を進出していくお手伝いをしていました。

ハートアップの社長である辻榮勇人くんに会って話すと
「黒川さんは過去の話をしないですよね、いいですよね」
と言われるよね。

たしかに全く話さないね。
まぁそれが正しいというわけでもないけど。

過去のストーリーは頭でっかりになりがち。
ありがちなのは社長が過去の栄光を語りたがる、という。。

一応今日はこの流れで、普段は話したことないことを話しています。

(土肥・梅田・大石)ありがとうございます!

(黒川)
キズナストリートというものがカンボジアにあって、
日本の企業をそこに進出するお手伝いをしていました。
カンボジアの良い文化と日本の良い文化が融合したような色んなお店があって、新たに発展していくものができたらとピーク15〜20店舗出していたかな。

日本の飲食店、焼肉屋や美容室、
ペットショップなど展開していて
そこでお祭りをしたりもしていました。

そんな中で、経済界という老舗の雑誌の
年1選ばれる経済界大賞に実は表彰された経験があります。

ほとんど選ばれるのは大手企業でした。
その中で、なぜか自分がグローバルチャレンジ賞をもらうことに
なっちゃったんだよね。

その時の経済大賞は
楽天の三木谷さん
伊藤忠の社長
森ビルの社長
クレディセゾンの社長

(土肥・梅田・大石)お~

(黒川)
みんな大企業の方々の錚々たる中に、
なぜか、僕がいるという感じでした。

振り返ってみると、
強いて言えばチャレンジはしていたかな、と感じました。
その中でご縁があって選ばれたのかな、と。

事業は簡単じゃないから
店も上手くいかなかったりもしました。

その時も、結局は人次第だなと感じました。

人次第で誰がやるか
そこに関わる経営者、スタッフ次第で上手くいく、
いかないは分かれると。

ましてや国を出てカンボジアで文化も歴史も違う中で、
日本でいいものがカンボジアでよいとは限らないしね。

より泥臭く人と関わり続けられるかが、僕の中で大切だから、
続ける。

ただやりたいだけでは、上手くいかないと考えてます。


一緒になってやっていける人でないとと感じて、
その人選の部分はこだわっていたつもりです。
ただ、その結果上手くいかないと
環境のせい、人のせいにする人が多く
「人」って難しいなと当時感じました。

今もだけどネットで叩く人が存在していて
実は過去にネットで炎上した経験があります。
またみんながネットの情報を気にするんですよね。

すごく細かくみていたり、
そっちばかりをみんな気にするんだなと「人」の部分で感じました。

その時、ちょうど息子が生まれる時で
奥さんには火がかからないようにと気にはしてたね。
あんま見ない方がいいよとは伝えていました。

まあ、あそこまで炎上すると
さすがに矢印が外に持っていかれそうになったけど、
気持ちを押さえて押さえてと。。
それも良い経験に今ではなってるし、そこで精神的に強くなったなと感じています。

それからは「炎上いつでもいいです」というマインドになったかな。

(一同笑)

インタビューを受ける黒川さん



ただ、そういった経験は必ず意味があると考えています。
「人」と関わることの難しさを経験して
深く話してきたつもりだったが、それもこっちのつもりだったな
となったし
そういったあたりから広く浅くから、狭く深くへ人間関係が変化したよね。


(梅田)
経営計画書にある、社長は社員第一主義、社員はお客様第一主義ということに大変共感しています。
社員第一主義を掲げる上での第一の取り組み等ございましたら教えていただけると幸いです。

(黒川)
具体的にというのはなく、
理念の部分であったりを、常に大事にし続ける在り方、
姿勢を僕が社員に見せ続けることかな。


(梅田)
管理職につかれている方については両方の立場も大切かと考えますが黒川さんのお考えをお聞かせください。
また、IKOLでは管理職でなくリーダーという形をとっておりますが、いわゆる普通に皆さんが思う管理職とはイメージが違うかと思いますが、黒川さんの中でのリーダーに対するイメージはどのようにお考えでしょうか?


(黒川)
一般の管理職のイメージは僕自身持っていないからね。
管理者というのがあるから、リーダーの人をそれにしてるだけ。

リーダーの皆さんにはそう伝えているし
誰かを育てる必要はないし。
僕もスタッフを育てようとも思っていないし、
育てられるとも思っていないからね。

育てようとなると矢印が外に向いているということだからね。
そのリーダーも理念から外れていって
良くない方向に向かっていくと感じている。


まず自分自身の今を大切にしてほしいと考えています。


リーダーの定義は理念を言葉にして体現している人
その中でより理念を体現していく人が、リーダーになっていくと思うし。
知識がある人、経験をしている人がリーダーではないです。


リーダーだからと、スタッフに対して
やることが変わることはないです。

管理者が偉いわけではないし
社長が偉いわけでもないし。

理念を体現をやり続けるだけ。
シンプルに理念を大切にしていって欲しいと考えます。


自分が変化し続ければ、周りも成長していきます。


今までの会社でもともと理念に関して
こういうものだというのはなかったです。

世の中、組織が多いからまたなにか変化もしていくと思うけど、
根っこの部分は変えないつもりだよ。

変化するのは大変、変化する方が大変
変わらなくてもやり方でやっていけるから。

小さなことを大事にしてやり続けている人が、大成している。

(梅田)
理念にこだわった採用・教育を徹底するという話についての質問です。

教育の面において今後の会社としての展望を教えていただけると幸いです。

(黒川)
基本は理念研修をやり続けます。

外部の研修も色々あるが、僕もたくさん研修を受けてきたし、
最近流行りのMG研修など受けてきました。

実際やってみて僕たちにとっては
今の時点では外部研修は必要ないと考えています。

発達障害についての研修などやり方を聞くことものなどあるが、
どこかで聞く機会はあっても良いと思うけど、今ではないかなと。

まずはブレずにやり続ける。
それがよりシンプルであることだと考えます。

研修を受けることでこっちとこっちで言ってる言葉が違った時、
違って良いがその考えを
シンプルに整理することも簡単ではないからね。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

黒川代表の思いの背景、あり方など感じて頂けたでしょうか。
さて、このインタビューにはまだ続きがあります。
IKOL広報部には、2023年度新卒の大石綾斗が所属しています。
(土肥満面笑顔無茶ぶり)
「綾斗、せっかくの機会だから何でもいいから自由に聞いてみ~♪」
というわけで、大石の初インタビュー記事はIKOLの黒川代表です!笑
お楽しみに!!


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interviewer&writing 広報部:梅田拓弥&土肥育美


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