生きてます。HSP & ASDでもね。
【3】子供の頃から……
こんにちは。
きょうは、子供心に私が気づいていた自分の「変」なところについて、お話します。
と、言っても、当時、自分で「変」だと思っていたわけではありません。
人(家族も含めて)から理解を得られず、「お前はおかしい」と言われ、「そうなのかな……でも……みんなは違うの?」のように、自分と周囲の違いを疑問に思っていた、というポイントです。
大きな声、音に敏感である
特定の色に執着する
ニオイに敏感である
痛みに敏感である
風に敏感である
体の柔らかい部分に何かが当たることが耐えられない
同じことの繰り返しが苦手(同じ道を使うことも苦手)
人とのコミュニケーションにおいては、こんな問題もありました。
聞きなれない語調だと何を言われているか解らない
冗談を真に受ける
批判や否定に深く傷つく
友達とさよならすることができない
刺激に対する反応を受け流せない
恐怖を乗り越えられない
クヨクヨする
すぐ泣く
ピンと来なさそうな箇所を、少し詳しくお話しますと……
下着の内側のタグや、前で合わせるシャツやブラウスの先端(裾の両端)が肌に当たるのが耐えられない。
小さい頃から大人言葉で躾を受けたので、「氏名は?」という質問にはすぐにフルネーム(苗字と名)で答えられるのに、「おなまえは?」と初めて聞かれた時には姓か名かフルネームなのかが解らず黙ってしまった。
校舎に落雷があった時、その時に受けたショックに囚われ、ショック状態のことばかり考えてしまった。後日、雷が鳴るたびにショックが蘇り、動けない状態が長く続いた。
鉄棒の赤錆のニオイと、錆が手につくことが我慢できずすぐに手を離してしまい、体育の授業でも鉄棒はできなかった。
辛いのは、これらのことが、「欠点」「失敗」とされたことです。
すなわち「悪い点」「あらためるべき点」「努力して克服すべきこと」とされ、それができないでいると、親も先生も私に怒り、落胆し、溜め息をつく……
友達は非難し、悪口を言い、虐める理由にする……
60歳になった今、子供の頃のそんな自分のことが、ちょっとかわいそうに思えますね。
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