新産業共創は「ソーシャル・イノベーション」といわれているものに手法的には近いのかもしれない。
SUNDREDで推進している社会起点・目的志向で行動する社会人「インタープレナー」を主役にした新産業共創は「ソーシャル・イノベーション」といわれているものに手法的には近いのかもしれない。
将来形成されるであろうスケーラブルな市場を狙い、エコシステム構築とその要となるトリガー事業の創出という明確な目的を持ち、新たな投資領域を創り産業全体としての事業価値・企業価値向上を目指し、ビジネスのレバーによって「実現すべき未来」の実現を手繰り寄せようとしている点において、世の中で語られている「ソーシャル・イノベーション」のニュアンスとは異なっているような気がしています。
インターネットで全てが繋がる世界になり、社会が成熟し解決すべき課題が単純な物質的なものから、心身的な部分を含むトータルのソリューションによって解決されるものにシフトしたことで、「経営」のスコープが個社の単位から、「社会」を巻き込んだもの、「エコシステム」を対象とするものに変わった、ということであろうと考えています。
難しく考えると難しいのですが、シンプルに考えると、既存の組織の制約を取り外し、新しい目的を実現するために最適な新しい関係性を構築していくことを考える、ということだけなのではないかと思います。新産業が構築されれば、各社がゲインをシェアする方法はいくらでもあり、まずは視座を変え、「経営」のスコープを広げて考えていくことが重要なのだと思います。
こんな話にご興味ある方いれば、一緒に語りましょう!!
留目 真伸 SUNDRED株式会社 代表取締役|パートナー