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やなぎだ けいこの店#20「心に風が吹くコーヒー屋・アルケミストコーヒー」

★「やなぎだ けいこの店」では、日々、我が家で選び楽しんでいる絵本や店主が読んだ本・最近おもしろいと思ったもの・こと・美味しいもの・やなぎだけいこレシピ、暮らしの中の発見・・・などなど、をマガジンにまとめ、紹介していけたらと思っています。★

今日は、「心に風が吹くコーヒー屋・アルケミストコーヒー」をご紹介させていただきたいと思います。

カフェインがあまり得意でない私は、アルケミストコーヒーのディカフェに出逢うまでにも、ディカフェを飲む機会は多々ありました。

妊娠中や授乳中には、またまた遠ざかるコーヒー。でも、また、「飲みたいな」と思うコーヒー。私は、そんな時に、ディカフェの存在を知りました。改めてディカフェについて調べてみたところ、こちらの記事を見つけました。以前は、有機溶剤でカフェインを抽出していると聞いていたので、ディカフェも沢山は飲めないかなと思っていまいたが、今では、その製法も変わってきているのですね。

「コーヒーがなんとなく、飲みたいけれど、カフェインはできるだけ避けたいなぁ・・・」という日々を過ごしていた時に、いつもクリスマスに、オーダーさせていただいているマクロビオティック・カフェのシュトーレンとセットになっていたコーヒーがアルケミストコーヒーさんのディカフェだったのです。

こちらのディカフェを初めていただいた時、「あれ?香ばしくて、甘い。でも、変な苦味はない。まろやかでやさしい味だなぁ・・・」と思いました。アルケミストコーヒーのディカフェは、オーガニックのコーヒー豆なのだそうです。飲んだ時にも、豆に感じた香ばしさが、そのまま感じられます。雑味のような苦味は感じられません。

ここまで、コーヒーだの、ディカフェだのと書いておきながら、実は、私は、コーヒー党ではありません。どれだけコーヒー好きなの?!というようなことを書いておきながら、なんだか、スミマセン。

どちらかといえば、紅茶の方が好きです。コーヒーは、ブラックでは飲めません。好きなのはカフェオレ。でも、なんとなく、飲みたくなる。コーヒーは、不思議な飲み物だな、と思うのです。

苦味は苦手だけれど、あの香ばしい香りに惹かれるのでしょうか。

しかし、私とコーヒーの関係を振り返ってみると、アルケミストコーヒーの
コーヒーに出逢うまでは、〈コーヒーが美味しくて飲みたい〉というよりも、どちらかといえば、〈コーヒーを飲むことで、ホッとした気持ちになりたい〉と思っていたのかもしれません。

ディカフェのストックも無くなり、「あ~なんとなく、コーヒーが飲みたいな~」と思う日々が続きました。

他のコーヒーでもいいかな?と一瞬、頭をよぎるものの、〈やっぱり、アルケミストコーヒーのディカフェがいい。〉と思い直すのでした。

お店の前を度々通りかかるものの、まだ開店前の時間だったり、焙煎日だったり、配達時間だったり・・・お店に伺ったのは、この日が、初めてでした。

扉を押して店内に入ると、店内の棚には沢山のコーヒーが並んでいます。
落ち着いたカラーの店内。眺めていると、スタッフの方が対応してくださいました。

アルケミストコーヒーでは、数あるコーヒー豆をスタッフの方が、丁寧にフレーバーや煎り具合も含めて説明してくださり、その中から気に行ったものを三種類、試飲をさせていただくことができるのです。

その場で豆を挽き、クレバーコーヒードリッパーという、
「誰でも美味しいコーヒーが入れられる」というドリッパーで入れてくださいます。この時に、コーヒーをどうしたら美味しく家庭でも入れることができるか、とレクチャーしてくれます。

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美味しいコーヒーの入れ方は、〈まず30秒蒸らし、全体にお湯が回るように入れて、3分待つ。〉とのこと。スタッフの方によると、3分間お湯に浸したままでも、苦味が出ることはなく、スープでいうと、出汁がでるような状態になり旨味が抽出されるとのことでした。

そして、その「誰でも美味しく入れられる入れ方ができる」のが、このクレバーコーヒードリッパーなのだそうです。

名前の通りにとっても賢い!

コーヒーがお好きな方は、ご自身で時間を使って丁寧にドリップする楽しさを味わわれている方も多いのだと思います。料理と同じ様に、自分の体調や気分で味が変わることもあるのかもしれません。

私の様な、超初心者には、「誰でも美味しく入れられる」「家庭でも、お店と同じ味が味わえます」というのは、とても魅力的です。たった3分待てば、お店で入れていただくような美味しいコーヒーがいただけるなんて。

私は、浅煎りのエチオピア イルガチェフェ コンガ(桃のようなフレーバー)、中浅煎りのサンタリタ・エルサルバドル(ベリーフレーバー)、そして深煎りのマンデリンを試飲させていただきました。 

口にそっと含むと、とてもフルーティーな風味が広がります。苦味とは、遠い味わい。桃もベリーも爽やかです。

そして「深煎り」のマンデリン。

深煎りのイメージは、「濃くて苦い」だったのですが、こちらのコーヒーはまったく、苦くない。むしろ感じるのは、甘味。

今まで飲んでたコーヒーは、いったい何だったの?!

と、軽くカルチャーショックを受けました。

苦味は、焙煎の際に豆が焦げたことにより感じるものなのだそうです。
あとは、酸化によるものだとか。

ディカフェだけのつもりが、深煎りマンデリンも購入してしまいました。


「コーヒーって香りは香ばしくていいな、美味しそうだな、って思うんだけど、飲んだ時にその香りとのギャップがあるよね。」と、常々呟いていた夫にも飲んでもらいたい。きっと、コーヒーへの概念がひっくり返るのではないかと思います。

アルケミストコーヒーさんのコンセプトは、「おいしいコーヒーを飲むと、心に風が吹いて、隣にいる人にやさしくなれる」。

また近いうちに、夫と一緒に伺います。

みなさんの暮らしの色が増えますように。 店主・やなぎだ けいこ

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