3歩進んで2歩下がる
GW直前の4月27日、日本マイクロソフト様のオフィスにて、弊社およびIDEACTIVE JAPAN PROJECT様主催によるイベントを開催しました。その名も『未来をつかむ!「ChatGPT」と「Bing AI Chat」で繰り広げる宇宙ビジネス創造ワークショップ』。
驚異的なスピードで成長する「対話型AI」と、我らがUchuBizで全力応援する「宇宙ビジネス」とのコラボレーション、もうワクワクしかありません。弊社では現在はオンラインを中心に多くのイベントを開催していますが、今回は本テーマをリアルで開催するというもの。参加人数もあっという間に定員に達したと聞き、もう居ても立ってもいられず、こっそり見てきました。
司会進行はこの4月からCNET Japanの編集長を加納恵に託し、UchuBizの専属編集長になった藤井涼。いつもどおりの安定感、よどみなく進めていましたが、いつもと違うのはリアルならではの会場の熱気。宇宙ビジネスへの期待感もあってか、参加いただいたみなさんのまなざしは真剣そのもの、すごい熱量を感じました。
とはいえ、宇宙ビジネスはまだまだ発展途上中。イベント前日は注目を集めていたispace社のHAKUTO-Rの月面着陸が失敗、取材をしていた田中好伸記者は「書くのが辛いよ…」と吐露しながら原稿を書いていました。日本の宇宙開発の失敗が続いていることに対し、当日登壇いただいた宇宙エバンジェリスト青木氏は「残念です。ただ、HAKUTO-Rは月周回軌道に乗り、成功したと言えます。宇宙開発は3歩進んで2歩下がる、失敗はつきものです」とおっしゃっていました。
日本では失敗は悪という感じがありますよね。一度失敗するとバッテンがついて後がない…。海外は逆と聞きます。失敗した数だけチャレンジしたとみなされるのでしょう。イベント当日の天声人語では作家・スティーブンソンの言葉「われわれの目的は成功ではなく、失敗にたゆまず進むことである」を引用していました。
3歩進んで2歩下がる、失敗にたゆまず進むこと、いい言葉ですね。UchuBizやCNET Japanは失敗を応援する媒体でありたいですし、弊社の企業文化もそのように根付かせていければと改めて思いました。
そして、肝心のワークショップ。対話型AI×宇宙ビジネスはどうなるのだ?というところで、私はタイムリミットで残念ながら退散しました。「宇宙宝くじ」や「宇宙サウナ」など、様々なアイデアが発表されたそうです。UchuBizで記事化されると思いますので、詳細はぜひそちらでご覧ください!
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