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変わること、変わらないこと

 はやいもので、今年も残り2か月。4月に社長に着任してから、あっという間に半期が過ぎ去りました。このnoteは毎月1本書いてきて、今回で7本目。10月も終わりに差し掛かり、若干追い込まれた形で書いております。

 上半期は非常に厳しい決算となりました。メディア事業が昨年度後半の不調の流れのまま大きく落ち込み、ソリューション事業が逆に好調で支えた形でした。

 メディア事業をどうしていくのか、社長就任直後からの大きな課題の一つでした。頭を悩ませましたが、調子が悪いからこそ逆にいろいろ変えられるチャンスと思い、まずは営業部・編集部の全員と面談するところからスタートしました。個々と話をするのはやはりいいですね。いろいろな課題が浮き彫りになりましたし、メンバーのいいところもたくさん発見できました。

 結果として、体制を大きく変えました。役員の交代、事業戦略推進室の新設、営業部ディレクターの交代、朝日新聞社と人事交流。社員の中には、とまどいを持たれた方も多かったと思います。
 これをベースに、昨年度にたてた中期経営計画に向けての戦略の具体化を、メンバーを中心に数か月かけて検討しました。時には経営から厳しく言ったときもありましたが、この10月の全体会で事業戦略推進室、媒体ごとの戦略を示すことができました。下期から2025年度にかけて、非常に楽しみなものになったと思います。

 人は変化が苦手なものです。なるべく今のままでいたいものです。でも、企業は時代に合わせてどんどん変化していかないと、消滅していきます。歴史が物語っています。そうならないように、会社の未来を創っていくこと、そして社員を幸せにすることが、経営の使命だと思っています。現状維持のままでは未来はありません。

メディア&テクノロジー企業として
世の中の変化やトレンドをとらえ
一歩先を行く価値を創造し
お客様の課題解決に貢献します

2025年に向けてのビジョン

 なんでもかんでも変わろうというわけではありません。ビジョンの「メディア&テクノロジー企業として」と示したのは、これまで培ってきた会社の歴史であり、我々の強みです。これを軸にすることに変わりはありません。

 最後に、上記写真は8月末に大西取締役退任にあわせて、オフィス&オンラインのハイブリッドで開催した慰労会のものです。9月末にも佐々木取締役退任&田中取締役新任にあわせて慰労会を開催しました。このような会も変わらず続けていきたいです。

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