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バングラデシュ工場での新しい取り組み

※こちらの記事は、2022年5月に書かれたものです。

皆さん、こんにちは。
Sunday Morning Factory 株式会社の中村です。
今日はバングラデシュ工場での新たな取り組みについて紹介したいと思います。
と、その前に、嬉しいお知らせです。
なんと、この度4人の仲間が妊娠しました!

みんな笑顔でないだけが残念ー!!!笑

と、いうことで、
これまで個別に対応していた産前産後のサポートをルール化しました。
ルール化したのは、次の2つです。
・金銭的なサポート
・働き方サポート

まず、金銭的なサポートについて。
妊娠はとてもおめでたいことなのですが、
一方で一時的にお金が必要になるのも事実。

日本をはじめ、経済先進国では社会保障制度が充実し、産前産後にかかる費用は国が一部サポートしてくれますが、バングラデシュでは社会保障制度が整っていないため、費用は自分で捻出するしかありません。
ただ、貧しい家庭ではそんなに貯金がないため、
この産前産後にかかる費用は大きな負担になります。

そこで、私たちの工場では、以下の3つのサポートを始めることにしました。
検査費のサポート
妊娠してから出産を迎えるまでに受ける検査費用の半分を工場が負担。
食事代のサポート
生後6か月~12か月の間にかかる乳児の特別な食事代の費用として、毎月約20ドルを支給。
産後の休業中の給与保障
産後の4か月間は、お休みをしていても給与を全額保証。
4か月間というのは非常に短いですが、まずはできる範囲から取り組むことにしました。

年に一度のピクニック。メンバーの子どもたちもみんな参加する一大イベント。

バングラデシュの児童労働のきっかけの一つが、急な資金不足です。

親が事故や病気で働けなくなったり、治療費が必要になったりと、急に一時的なお金が必要になることがきっかけで、子どもたちが働き始めることがよくあります。

私たちはそれを防ぐために、生活に困らない安定した給与の仕事を作ろうと、この工場を建てましたが、万が一でも、赤ちゃんを出産するためにお兄ちゃん、お姉ちゃんが働きにでるなどということはあってほしくないし、なんの心配もなく子どもを産んでもらいたいと思い、今回このようにルール化することにしました。

次に働き方サポートについて。

シフトの調整と仕事の変更
体調に合わせた勤務日数や時間の調整の他、立ち仕事がメインの仕事の方の場合は、仕事を変更するなど、体調に合わせて柔軟に対応。
これは妊婦さんに関わらず行ってきたことですが、ルール化することで、みんながより相談しやすい環境になったと思います。

託児所
工場の横に託児所を併設していて、就業時間中に授乳にもいくことができるので、生後も安心して仕事復帰することができます。

もうちょっといい写真送ってほしかった!笑 正面の子、後ろ向いてるし!!!

今後もこのような制度は充実させていくとともに、
私たちの工場以外の人たちにも、このようなサポートをどうやったら広げていけるかを模索していきたいと思います。

最後に余談ですが、一昨日、そまちゃんが出張でバングラデシュの工場に着いたのですが、そのときも盛大に歓迎をしてもらいました。
ちなみに彼女は年末にも出張していて、まだ4か月しかたっていないのに、はじめて訪問したかのような歓迎ぶり。
本当に最高の工場です。

これももうちょっと笑顔の写真送ってほしかった!笑 なんか一部やらされている感出てるー笑!

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