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変えるという決断をしてから、その後のことは考える

※こちらの記事は、2020年10月に書かれたものです。

ついに、Haruulalaで自社製品の回収とUSED商品の販売をする、おさがりワクチンProjectをスタートしました!

やっちゃいました!
ついにやっちゃいました!

そうです。
そんなことしたら新品が売れなくなるかもしれません。

そしたら、やっと黒字になったばかりの会社としては、大打撃。また赤字になるかもしれません。
そして、それより何よりバングラデシュの自社工場への発注量も減るかもしれません。

ひぇーー!改めてとんでもないことをしてしまいました。

でも、こういう判断をしてしまうのが、サンモニなんです。
もう本当に変態です。ドMの変態集団です、私たち。

「もし本当にUSEDを販売することで、新品が劇的に売れなくなったら、それは会社としてはマイナスだけど、社会にとってはプラスだよね。」
なんて格好つけて言っちゃうんです。

何が、だよね。だよっ!アホか!もう正真正銘のおバカさんです。
でもそんな決断が満場一致で決まっちゃう最高のチームなんです。

社内に社長室としてテント張ってしまう愛すべきおバカさんたちと、それを喜んじゃっているワタシ

サンモニのビジョンは、子どもたちが生まれた環境に関係なく、自分の努力次第で、貧困から抜け出し、夢を実現できる社会を創ること。

そのために、これまでバングラデシュの貧困地域で雇用を創出し、子どもたちが働かないで良い環境づくりに取り組んできました。

しかし、ここ数年、環境問題は悪化し、異常気象はもはや異常でなくなりつつあります。
2030年までに温暖化の勢いを止めなければ、もう近い将来人が地球に住めなくなってしまうかもしれません。

それでは、どんな頑張って雇用を創出しても意味がない。

なんかそれっぽい写真をいれてみた。


雇用を創出するために、子どもたちの未来を破壊してしまっては意味がない。
私たちは、最小限の環境負荷で商品づくりを行っている自負があります。
それでも、もちろんリユースには敵わない。
モノを創らないで良いなら、もちろんその方が良い。

話が少しそれますが、ではなぜ創るのか?
それは、新しいものが生まれた結果、リユースが生まれるから。
そして、新しいものを生み出すなら、最小限の環境負荷で生みだされたものの方が良いから。
そして、私たちはそこに真剣に取り組んでいるという自負があるから、新品を買うならぜひ私たちのブランドで買ってほしい。

そういう想いをもってモノづくりに取り組んでいます。

話を戻します。

雇用を生み出すために、子どもたちの未来を壊すことになるなら、意味がない。

だから、手段も選ぶ。選ぶしかない。
そうでなければ、会社の存在意義はない。
だから、常にビジョンファースト
手段はあくまで手段。それが今の社会に合わなくなっているなら、迷わず変える。
そして、変えるという決断をしてから、その後のことは考える笑

だから今回も、この取り組みで本当に会社が潰れたり、雇用創出どころか雇用維持もできなくなるようでは本末転倒なので、きちんと手を打っていきます。これから考えて笑

さて、最後に少しだけおさがりワクチンProjectについて説明をさせてください。
このプロジェクトのポイントは、利益を社会に還元するところ

このProject自体、そもそもお客様の善意(寄付)で成り立っているので、その善意はそのまま社会に還元するようにしています。
具体的には、リユースのお洋服の販売で得た利益は、ワクチンに変えて、必要な国の子どもたちにお届けします。

私たちは一回商品を販売している時点できちんと十分な利益をいただいているので、ビジネス的にもリユースの販売で利益をもらう必要はありません。運営費(人件費やシステム費用)だけいただきます。

私たち一人一人の行動で、社会が少しずつ良くなっていく。
そんなモデルを作っていきたいと思います。

今後の展開、ぜひ楽しみにしていてください。



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