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私の人生には秋も冬も来ない

皆さん、秋を楽しんでいますか?

秋は、なんとなく時間がゆったりと流れている感じがして、私は大好きなんです。
でも、きっとすぐに寒い冬がやってくるんでしょうから、天気の良い日はどんどんと出掛けて行きたいところです。

そんな心地良い季節のせいもあってか、先日、同級生の友人達とのチャットグループの中で趣味の話になりました。
今、これといった趣味が無いと言う友人が『みんなの趣味ってなに?』と聞いてきたのです。私達は今50代後半。このような話が出てくるのも分かります。
この友人は、世の中の人全員がお世話になっているであろう立派な仕事をしていて、長年、仕事に忙殺されて来たのだろうと思います。仕事の話の片鱗を聞くだけでも、大変そうだなといつも感じます。
そんな彼も定年が目の前に見えて来て、何か良い趣味を新たに持ちたいといったところなのでしょう。
一方、彼とは対照的に、ほぼフリーターのような人生を送って来た私は、興味が湧いたものには、可能な限り手を出してみる性格で、趣味と言われるものには事欠きません。正直、お金と時間が足りません。
そんな私なので、この友人に何かきっかけとなるような言葉でもかけてあげられたらと思ったのです。

そんな気持ちで話しているうちに、だんだんと自分の趣味に対する考え方が整理できていきました。

音楽、エッセイ、英会話、ウォーキングや筋力トレーニングなどの身体づくり、私はいろんなことをやっていますが、その中でも音楽とエッセイには特に力が入っていると思います。
音楽は、普段から多くの音楽を聴くのはもちろんのこと、自分で楽器の演奏もするし、時々、曲を作ったりもします。
エッセイは、日々感じたことを自分の備忘録的な意味も兼ねて、このnoteに投稿しています。
そして、この二つに関しては“どうせやるなら”と言う気持ちが強く働いていて、私の音楽やエッセイに触れて下さる方々に少しでも良い刺激になればと思い、結構真剣に頑張っています。
普段から楽器の練習をしたり、エッセイのネタになるようにといろんなものに関心を持つようにしたり。

友人と話しながら、きっとこれが良いんだろうなと感じたのです。

趣味なので自分の好きなことであるのは大前提ですが、ただの時間つぶしになっちゃいけないと思うのです。
大事なポイントは、ちゃんと努力が必要であることと、人との関りがあることのように思います。
そうすると、何かに貢献出来たり、誰かに感動してもらえたりしたら、そこにはやはり“やりがい”が生まれてきて、それが次の努力の活力になり、というふうに好循環ができて、続けていけるものになると思うのです。

子供達も手を離れ、時間や経済的な余裕が出てくる私達の世代。
少し淋しい比喩かもしれませんが、人生を四季に例えるなら、ちょうど秋を迎えようとしているのかもしれません。

この友人に良い趣味が見つかるのを祈りつつ、

私はまだまだ人生の春やギラギラした夏を夢見ていこうと思います(笑)。

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