2019.3.9(土) 見送る側はいつもちょっとさみしい
土曜日はとにかく大忙しの一日でした。
夕方から横浜の赤レンガ倉庫にあるMotionBlue YokohamaでのJABBERLOOP(ジャバループ)のライブに行く予定で、昼過ぎまでのんびりできると思っていたのに、月曜日までの仕事ができてしまったために、出かける直前までせっせとお仕事。
本当はちょっと早めに行っていい席を取ろうと思ったのに、けっきょく仕事を少しでも片付けようとした結果、開演30分前着で端っこの席になってしまって、惜しいことしたという感じでした。
ま、音楽が聴ければいいと言えばいいのですが。
今回のライブはニューアルバムの「JAZZ目線2」のリリースツアーということで、いつものライブハウスとはちょっと違ったJAZZなアレンジとセットリストで、とても聴きごたえがあって楽しかったです。
MotionBlueとかBlueNoteとか、Billboardとかそういう座って聴くスタイルだと、いつもと違う雰囲気とセットリストが聴けていいですよね。
しかし、JABBERLOOPの「Mother Lake」はいつ何度聴いても泣けるなぁと思います。
なんかジンと胸にくる。
そして、今回のアルバムの目玉とも言える、T-SQUAREの名曲「TAKARAJIMA」のカバーもラストで演奏してくれて、それも感動でした。
ちょうど高校生のときの部活でT-SQUAREやCASIOPEAを演奏していて、「TAKARAJIMA」も練習しましたから、まあ、青春の思い出そのものの曲ですよね。
JABBERLOOPのメンバーも30代後半くらいだから、世代ですよね。
そういえば、今年のTOKYO INSTRUMENTAL FESTIVALは、T-SQUAREが出演するんでした。
ライブで聴くのなんて十数年ぶりかも。
高校生のころに聴きまくっていた曲とか演奏されたら、絶対感動するんだろうな。
ライブを聴き終わってから、大急ぎで横浜から東池袋に移動。
演劇教室のレッスンです。
ちょっと遅刻だけど、今月末にクラス内発表なので休めないのですよ。
横浜への往復の間や、ライブの開演前の時間を使って台本を必死に頭に叩き込む作業。
そろそろ台本をはずして、動きも覚えて、感情とかサブテキストとか含めて演技できるようにならないと間に合わない感じなのです。
とにかく、あれもこれも時間がなくて焦りますね。
そんなこんなで慌ただしくレッスンも終わり、帰りにみんなでいつものカレー屋で食事をしていたら、なんだかショックな事実が発覚……
2年弱くらい一緒のクラスでレッスンを受けていた仲間が一人、別の曜日に移動することになりました、と。
まぁ、前向きな理由なので「頑張ってね!」と言って送り出すけれど、それでもやっぱり見送る側はいつもちょっとさみしい。
クラスのメンバーが入れ替わって、新しい人が入ってくるのも新鮮で嬉しいけれど、ずっと一緒にやってきて毎週顔を合わせていた仲間が去るというのは、やっぱりね、いろいろと思うところがあります。
そういうことを聞くとだいたいいつも、意外すぎてろくに反応できず、「え、ああ、そうなんだ……」ってたいして何も思ってないような反応になってしまって、なんだか不本意なのです。
「来る者拒まず、去る者追わず」が信条ですけど、こういうときくらいは「悲しい」とか「さみしい」とか「行っちゃ嫌だ」とか、そういうことを素直に言える人が羨ましいなと思ったりするのです。