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Sigma 16-28mm F2.8 DG DN Contemporary 動画レビュー

こんにちは。
今回は、先日購入したSigma 16-28mm F2.8 DG DN Contemporaryを動画で使用したので動画の側面からレビューしていきます。

■作例

まずは、作例をご覧ください!

■動画で使ってみた感想

(1)作例の舞台:大三島

作例は、いかがでしたか?
この動画の舞台は、愛媛県今治市にある大三島という離島です。
大三島は、あの自転車乗りの聖地でもあるしまなみ海道にあります。しまなみ海道にある有名な島だと、他にも伯方島(伯方の塩を作っている島)、直島(尾道から船で渡れる)、生口島などがあります。

ちなみに、このサムネイルは多々羅大橋を大三島から撮りました。この橋を渡るとそこはもう、広島県尾道市です。
余談はこのくらいにして、さっそく感想を見ていきましょう!

(2)ジンバルとの相性がとてもいい!

今回、最新型のDJI RS3を持っていく予定でしたが納期が間に合わなさそうだったのでキャンセルし、旧型のRS2を持っていきました。

RS2とこのレンズを運用していて感じたことは、『撮りやすい!』ことです。動画を見ると縦揺れ(シフトブレ)はありますが、手振れ補正がないレンズ×ボディにも関わらずブレがそんなに目立ちません。

また、重さが400g台なので、無理な動きをしてもグラグラすることはなかったです。

(3)描写力が半端ない!

肝心の描写性能の部分についても、Contemporaryだからと言って描写性能が悪いということはありませんでした。

作例の詳細ではBatis 40mm F2 CFも使用したと記載がありますが、実際に使用した場面は、1:32と1:40の2場面のみでその他は全てSigma 16-28mm F2.8で撮影しています。

・0:40~街並み
この部分ではジンバルと合わせて使っています。HLG2で撮影し、カラーグレーディングを施していますが、緑色の再現力がとても豊かなのがわかります。

・1:15~門をくぐる場面
ここでは、広角16mmを使い手持ち撮影をしています。
実際に、このシーンを撮った際、描写力の高さに驚き、胸が高鳴りました。木の色味もしっかり残しながら、垂れ幕の白色も実際の撮影現場の色のまんま表現できています。そして、逆光でもフレアの出方がちょうどいい塩梅で表現できています。

(4)ただ1点あるクセが。。。

ここまでべた褒めをしてきましたが、このレンズには、あるクセがあります。
それは、青色の表現がそこまで良くないということです。

実際に、動画の冒頭はしまなみ海道で撮り、これはF5.6、また字幕が出ている部分はF4.5~F6.3で撮っているのですが、ご覧の通り青色がきちんと出ているというよりは、画面が暗くなっています。
この”絞っても青色が表現できない”という点においてZeiss製レンズと比較して困ったなあと思う部分です。ちなみに、青色系のミストフィルター(OPF-480S)などをつけてもそこまで改善しませんでした。

そのため、標準域はSEL2470Zを買い戻そうかなとも考えています。

■まとめ

まとめとして、動画でも1本で大活躍してしまう広角レンズであり、ジンバルとの相性もばっちりなのですが、弱点として、青色の表現が絞っても出せないことがあります。

次回は、夜間動画撮影でのSigma 16-28mm F2.8について記事を書こうと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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