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OITAサイクルフェス!!!2021「三菱地所おおいたアーバンクラシック 」レポート

OITAサイクルフェス2連戦、2日目のロードレースは大分スポーツ公園周辺のアップダウンの激しいコースで行われた。昨日に引き続き、厳しい暑さでのレースとなり、那須ブラーゼンは逃げに加わる積極的なレース見せ最終的に後方集団で谷が9位でゴールし、UCIポイントを獲得した。


リザルト

1位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)

2位 山本 大喜(キナンサイクリングチーム)

3位 小石 祐馬(チーム右京相模原)

9位 谷 順成(那須ブラーゼン)


2年ぶりとなるおおいたアーバンクラシック

UCIレースとしては2年ぶり3回目となる「三菱地所おおいたアーバンクラシック」は、大分スポーツ公園内と、住宅街などを含む周辺道路を11.6kmを13周回する150.8kmで行われた。アップダウンやコーナーが連続し、休む箇所がほぼ無いコースは、ヨーロッパのクラシックレースさながらであり、10月にしてはかなり暑い天気であったことから、サバイバルな展開が予想された。

那須ブラーゼンは、谷を中心に前半から積極的に動き、重要な動きに取り残されないよう注意してレースに臨んだ。

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レースは9時に、地元チーム「スパークルおおいたレーシングチーム」を先頭にスタートとなった。

レースは序盤からアタック合戦が激化するが、逃げが決まらないまま進む。

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各選手が積極的に前方で動く

一時は那須ブラーゼンが3名抜け出す場面などもあったが、人数を減らしながら集団は一つで進んだ。

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勇人が強力な逃げに乗る

決定的な逃げが決まらないまま迎えた7周目。6名の強力な逃げ集団に西尾勇人が乗った。

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逃げに乗った西尾勇人

逃げ集団は快調に集団との差を広げるが、勇人は暑さにやられ、熱中症のような症状になり、遅れてリタイアとなってしまう。

同じタイミングで、後続の集団では、力尽きた渡邊、新開、熱中症になった柴田がリタイアとなる。

窮地に立たされたブラーゼンは、残る谷を少しでも上位に送り込むために、西尾憲人が集団牽引に加わる。

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集団牽引に加わった西尾憲人

憲人が集団牽引に加わったことにより、最小限のエネルギーで谷はゴール直前まで走り、最終的に逃げ3名は逃げ切りとなってしまったものの、9位でゴールとなった。

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9位でゴールした谷


若杉監督コメント

今回は昨日の課題をしっかりと改善し、良く動けたレースだったと思います。序盤は柴田や勇人を中心に前方でしっかりと存在感を見せられており、後手に回ってしまうリスクを最小限にできていました。

結果的に逃げ切った6名に勇人のみが乗り、谷が乗れなかったことが悔やまれますが、タイミングや、その直前に動いていたことを考えると仕方なかった部分でもあったかと思います。

次は全日本選手権、その翌週は地元栃木県でレースとまだまだハードな日程となります。まだ今シーズンは優勝を挙げられていませんが、その分、多く失敗し、その都度、改善してきた経験がありますので、それを生かし、今シーズンの集大成となるよう頑張りたいと思います。




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