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JCL第8戦高知県宿毛市ロードレースレポート

初開催で日本初となる自動車専用道を使用した「高知県宿毛市ロードレース」で、那須ブラーゼンは西尾の逃げなど見せ場を作り、谷が7位、金子が9位でゴールした。

リザルト

1位 孫崎 大樹(スパークル大分レーシングチーム)
2位 小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン)
3位 新城 雄大(キナンレーシングチーム)

7位 谷 順成(那須ブラーゼン)
9位 金子 大介(那須ブラーゼン)
20位 西尾 憲人(那須ブラーゼン)


日本初となる自動車専用道を使用したロードレース

初開催となった「高知県宿毛市ロードレース」は日本初となる自動車専用道を使用する12.5kmの周回を10周する125kmで行われた。

コースは厳しい登りがなく、事前の予想では集団スプリントとなる可能性が高いが、道幅が狭くテクニカルなセクションもあり、展開によっては逃げにもチャンスがあるコースである。

那須ブラーゼンは、コンディションの良い3名で出場。スプリントとなれば金子、逃げの展開では谷と憲人が勝負を狙うプランで挑んだ。


序盤から激しい展開の中で憲人が動く

レースはスタートして、激しいアタック合戦となり、憲人や谷が積極的に動く。

逃げが決まったのは4周目。高速の下り区間で飛び出した6名に憲人が入った。

毎戦逃げに乗る憲人

逃げの6名から1名がドロップし、5名になるも快調に逃げ続け、集団とのタイム差は2分強まで広がる。

7周目に入ると牽引するチームのいなくなったメイン集団から谷が単独で抜け出す。

単独で抜け出した谷

谷は一気に1分差まで縮めたが、先頭集団もハイペースで逃げ続け追いつくまでは至らない。

約1周半に渡って追走を続けた谷だったが、先頭には追い付かず集団に飲み込まれた。

逃げ切りをかけた攻防

先頭集団では最終局面に向けたアタック合戦が始まる。谷の追走により耐威力を温存した憲人だったが、最終周回に抜け出しを許してしまう。

メイン集団では、強豪選手を中心に急激にペースアップし、憲人を含め先行していた選手をすべてキャッチし、集団はひとつになった。

激しい展開により人数を減らした集団から、最後の短い登りでアタックがかかり、混沌とした状態で集団スプリントへ。

集団待機をしてスプリントに備えた金子は、位置取りが悪く少し後方に追いやられた中、途中に単独追走した谷がスプリントでなだれ込み7位、そのすぐ後方で金子が9位、逃げ切りを目指したが惜しくも捕まってしまった憲人が20位でゴールとなった。


3名での参戦となったが、序盤から常に存在感を示すことができたレースであった。





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