夢を語る大人
君たちはどう生きるか。
私と過ごしてきた中学生たちはどんな大人になっていくのだろうか。
これを考えると、とても不安になったり、焦りを感じたりします。
私は基本はまじめな人間だったので、右向けと言われれば右を向いてきた人生だったと思います。そんな私ですから、子どもたちにもそのような関わり方をしてきたと思います。
しかし、最近(30歳が近づいてくると)は、いい意味で穏やかに、悪い意味で緩くなってきました。
子どもたちがマスクを外すのはいけないことでしょうか。
あだ名で呼ぶのはいけないことでしょうか。
口笛を吹くのはいけないことでしょうか。
下級生と交流するのはいけないことでしょうか。
ワックスを使うのはいけないことでしょうか。
衣替えを過ぎても夏服でいるのはいけないことでしょうか。
寒いからひざ掛けが欲しいということはいけないことでしょうか。
挙げればきりがないですが、大人の事情で(しかも、特に合理的な理由もない慣習的なことで)禁止されていたり、排除されていることが多すぎるような気がします。もちろん中にはケースバイケースのこともありますが、子どもの主体性を排除しているのは紛れもなく大人です。
自分の頭で考えて答えを出しても、理由を聞かず排除されてしまう。
そんなことを学齢期に嫌というほど経験すれば、そりゃ自分の頭で考えて行動したところで、どうせ大人の都合で決めるんでしょとなるのは至極当然ですよね。
そんな子どもばかりを育ててしまったきがします。
余裕のない大人が多すぎやしないでしょうか。
自分の余裕のなさを子どもにぶつけている教師はいませんか。
子どもたちが大いに夢を語り、やりたいことに挑戦する、そんな教育環境を整えてあげたいものです。
それは学校でなくてもできるでしょう。家庭から、町から、日本の未来を担う子どもたちに必要な環境を作っていきましょう。
夢を語れる大人になるぞ。
ゆとり世代万歳
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