個人的なもの「自民党とそれ以外」について

菅政権が終わり、岸田さんへと政権が移りましたね。

安倍首相の森友学園の問題から考えると、国民からすれば「汚いことをしていなければ、もう誰でもいいや」という感じです。


なら、なぜ自民党の政権が動かないのか。

誰でもいいなら、民主党でもどこでも構わないはずなのに、国民の諦めから、自民党の政権は続いているように思えます。


なぜ、野党に支持がいかないのか。

日々のニュースや演説を見たり聞いたりしていると、そのほとんどが

「自民党はコロナ対策を疎かにした」

「森友問題を解決していないのに、このままでいいんですか」

「給付金を再び配布しましょう」

「自民党は己の利益しか求めていない」


ああ、聞く人が聞けば、自民党は悪なのだと思うでしょう。


ただ、それ以前の問題があります。

二十代後半の私でも、政治に関心が無くても、これだけは思います。

「野党の言葉は結果を見ただけの感想でしかなく、やり口が子どもの言い合いのようなものでしかない」


答えを見てからなら、誰でも「あそこでああしていれば良かった」と言えるでしょう。

しかし、この世界を軸とした場合、問題に対する答えはその時にならなければ分からない。


確かに、コロナ対策が微妙だったかもしれない。

けれど、それは慣れてきた国民の行動にも問題があった。なのにも関わらず、自民党を問題にあげようとする野党。


人の悪い所をあげるのは早いのに、それに対するリスク回避と解決案、提案をせずに文句をたらたら流す。


昔の人が、若者によく言います。

「俺たちの頃は……」

「言い訳する暇があるなら動け」

「黙ってても分からん、言いたいことはハッキリ言え」


昔と今は違う。

言い訳と考えるのは容易いが、それを意見として受け入れないのはお門違いである。

凝り固まった相手に自分の意見を伝えようとすることほど、時間の無駄はない。言ったところで理解してもらえないのを分かっているからこそ、黙して行動に移る。


何が言いたいのかと言うと……。

「自民党を非難する暇があるのなら、現実問題と向き合って、どうすればいいのかを話し合え」

ということです。



文句ばかり、いちゃもんばかり、起きた出来事を振り返るだけ……。

森友学園は安倍さんに振るべきであって、国会で議論する時間なんて勿体ない。

国民の税金は、国会で犯罪の有無を決める場を設けるために回収しているわけではないでしょうに。なんのための警察、裁判所なのか、もう一度そこから考えてほしいものです。


野党への支持が上がらない理由、野党を支持する気が起きない理由はこのような感じでしょうかね。


自民党はまだ行動している。

野党は口先ばかり。

足並みそろえて案を出すどころか、不信任決議案を出そうとする。


案は案でも、自分たちの目先のことしか考えていない案なら要らない。

なぜ党が乱立してまで争うのか。そもそも、手を組むくらいなら同じ党にすればいいのに、己の考えを誇示しようと必死になる。


流れの悪い血流は、全部を入れ替えないとなにも良くならない。


若者は政治に関心が無いわけじゃない。

踏み入ったところで、昔ながらの人間に押し潰されるのが分かっているから、自分で生きることを選んでいるだけ。

誰も望んで腐りに行く奴はいない。


つまらない言い合いを見せられるくらいなら、必死になって働いている人のふとした瞬間を報道してくれる方が、心が豊かになる。

人を変えることはできないけれど、誰かの心に刺さるように、私はこれからも続けていきます。いつかこの道で前に進めるように。(_ _)