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3月【米CPI】2ヶ月連続加速、円ドル153円台

・米3月消費者物価指数が、市場予想を上回りました。2ヶ月連続の伸びで、利下げの開始時期の後退観測が更に高まりました。

・これを受けて日米金利差の継続からドルが買われて34年振りの153円台をつけました。これを受け米長期金利が4.5%台に上昇しました、今回は日銀の為替介入は無かった模様。

アメリカの経済は以前として強いですね、移民の影響で雇用者数も多く、FRBの期待する結果にはなってくれません、しかし一時的な売りや調整は押し目買いのチャンスでもあります、しっかり見極め丁寧に拾いましょう。

長期金利が急上昇してはいますが、以前として円安傾向は継続、FRBが利下げを変更しない間は、市場が織り込んでいるので想定内でしょう。経済指標に一時的なリスクオン・オフを繰り返し、短期で上げ下げ、こういう一時的な調整の場合は押し目買いのチャンス。

ですが注意したいのは、FRBの利下げが不確実になり利上げが検討されるようになると市場の大きな見直しがあるでしょう。

今の日米株価は高値圏内です、上昇を好機にリスクオンですが、大きな調整が突然始まる可能性も含めて、盛り上がっているけど逆の流れにいつ変わるかわかりません暴落に備えて警戒感も忘れてはならないでしょう。

株式保有比率20%~30%位で、半分以上の現金余力を残した状態で押し目買いして、短期の利ざやをコツコツ積み重ねましょう。

利下げ開始後の市場を考える事が大切です。

【コメント】
FRBが最も重視する経済指標がCPIとPCEです、それと雇用統計は必ずチェックしましょう、雇用と物価の安定がFRBの使命です。

ナスダックと日経平均には相関性があります、前日の米国株式市場がどう反応したかは、翌日の国内市場に影響します。

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