イノーバにお金があったら買収したい会社

先ほど、商談した某分野の製造装置メーカーさん。
該当分野でもニッチな領域でやっていて、引き合いと既存客からの問合せで、じわじわ成長という会社です。

おそらく、社員のほとんどが技術系で、営業系の社員が少ない。キーエンスみたいな強力な営業がいれば、伸びるけど、そういう会社ではない。

でも、ものすごく技術を持ってて、マーケティングやったら、確実に売り上げ伸びる。(うちの社員で同業界出身者がいるので間違いないです)

売上3倍、5倍も夢ではない。

商談後に言った僕のセリフ、「イノーバにお金あったら、買収するよ」ま、それ位、可能性がある会社ってことです。

日本を良くするためには、こういう埋もれている優良企業が「マーケティングで稼ぐ」ようにならないとダメですね。

日本は、明治維新後は国営企業が引っ張り、第二次大戦後は、大手メーカーと商社が引っ張ったんですよね。

下請け、孫請け、3次請けとか大量に下請けエコシステムがあるんだけど、逆に言えば、自社の営業機能・マーケ機能が極めて弱い。ニッチに特化しているから、売上も伸びない。

ただし、日本の中だけでニッチでやってるから伸びないのであって、世界でニッチで戦ったら売上は伸びますよね。

製造業は、どんどん新興国が力をつけていますし、欧米も、再び製造業に力つけつつあります。
一方、日本の製造業は、かつてひっぱてた親玉(エコシステムの頂点のメーカー、商社)が調子が悪いです。

どんどんマーケティングで、下請け、孫請けをグローバル化させてなくてはいけません。

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