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飲める料理酒と飲めない料理酒。違いは?

本日もお読みいただき誠にありがとうございます。
今日は、白扇酒造さんで学び、”料理酒”について。

それまでは、

料理酒というのは、安いお酒、飲むには美味しくないお酒

正直↑という感覚しかなかったので、

白扇酒造さんでのインタビューで料理酒について教えていただくことで、大きく間違って料理酒をとらえていたことを知り、大変勉強になりました!

料理酒に対して同じような感覚をお持ちの皆さま、
ぜひ知っておいていただきたいのでご紹介します。
ポイントは3つです。


1.すっきりした飲みやすい日本酒は料理酒には不向き

うちは料理酒ではなく日本酒を使っている

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ではどのような日本酒を使うのが良いのでしょうか。

一般的に"美味しい、飲みやすい"という日本酒は、"すっきりとした綺麗な味"というイメージものが多いですよね。
綺麗な味にするためにはお米の表面をたくさん磨きます。

つまりお米の表面部分に多くあるアミノ酸などの旨み成分は、飲むための日本酒にとっては"雑味"となりがちなので、磨くことで除去していくのです。

高い美味しいお酒だから料理に使っても美味しいだろう
というのは単にイメージだけ。


料理にコクや旨みをつけたい場合には、こうしたスッキリとした日本酒ではなく、磨いていない旨みやコクのある色々な味のするお酒を選んでみてくださいね。

2.一般的な料理酒は加塩されている

一般的な料理酒には塩が入っている

一般的な料理酒には約2-3%の塩が加えられていること、ご存知でしたでしょうか。
塩を入れていると、飲むための日本酒ではないという判断になり、お酒としては扱われません。そのため酒税もかからず、安価で流通もさせやすいということです。

一方で、レシピで"酒"と書かれていることありますよね。
ここでご注意を。レシピの"酒"には料理酒に含まれる塩分は考慮されていないそうです。

そのため加塩タイプの料理酒ではなく、[1]のような磨きが少なく旨味の強い純米酒や、白扇酒造さんで製造されているような、飲酒もできる無添加の純米料理酒を常備するのはいかがでしょうか。

3.白扇酒造さんの料理酒は、もち米の旨みもさらにプラス!

地元岐阜県産米を主原料に、手作業で丁寧に育てた米麹を使い、
蔵元伝承の製法「もち米四段仕込み」で仕込みました。

長期発酵によって酵母が作り出す自然のアミノ酸のおかげで旨味たっぷり。
料理のおいしさをいっそう引き立ててくれます。

この料理酒は、食塩を加えていませんので(酒税法の日本酒)飲んでもおいしくいただけます。

※「福来純純米料理酒」は「加塩料理酒」ではなく、酒税法の日本酒です。
 「加塩料理酒」は、食塩を加えることによってお酒として扱われないようにした料理酒です。

白扇酒造WEBサイト

実際に飲ませていただいたのですが、
純米酒の旨みに加え、もち米も加えた、旨みたっぷり、深み&コクあるお酒です。
子供の時にお正月になめるだけいただいたような昔ながらの日本酒の味がしました。

通常の料理酒よりも、酒税もかかりますので若干お高くはなりますが、旨みをしっかりと料理に入れたい方や、食品添加物が気になる方はこの料理酒を一度お試しになるのはいかがでしょうか。

白扇酒造の料理酒は米(もち米含む)と米麹だけで作られている


手前味噌ながら、この料理酒で煮物を作ると、通常の純米酒よりもさらに深みある仕上がりになるなぁと思っています。

さて料理酒についてのお話はここまでとさせていただきます。

"私たちの体は食べるものからできていると知ってわかっている"つもりになっているにも関わらず、お恥ずかしながら、まだまだ知らないことが多いです。

この内容をご存知だった方も、ご存知なかった方も、これからもこうした勉強になったトピックスを記事として投稿してまいりますので、引き続きお読みいただければ幸いです。

今日も最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。 気に入っていただければスキ&フォロー& サポートいただければ嬉しいです。