詩の閉じかた(マーサ・ナカムラさん講評)

『望星』(2022年8月号)に投稿した拙詩「星の粒」と、マーサ・ナカムラさんからいただいた講評。

『望星』2022年8月号投稿作


・・・以下抜粋・・・

〇「星の粒」内海拓郎 (※「〇」は選外佳作)
素直に、純粋に「美しいもの」を表現しようとする作者の姿勢に惹かれる。最終連、詩を完結させる言葉が寂しい(主体の心の言葉で閉じることで、詩が個人のものから飛んでいかなくなる)ので、詩の閉じかたについて、もっと模索を続けてほしい。(詩は必ずしも閉じなくて、開けっぱなしでもそれはそれで良いと思う)

【講評を終えて】
不協和音で終わる音楽は、イメージの行方のようなものを考える余地を与えてくれる。そうすることで、イメージが縮小せずに広がっていく。同じように、詩作品の終わりを「うまくまとめる」必要はない。読み手の舌触りに合わせて、綺麗にクリームを塗る必要もない。この投稿の広場では、「こんなのどう?」みたいな漢字で気軽に冒険してもらえたらうれしいです。(マーサ)

・・・・・・・・・・ 

詩の閉じかた。
うまくまとめようとしないこと。

模索していきたい。

と、講評いただいた後に書いたもの、書きかけのものを見てみると・・・
やはり「うまくまとめよう」としている自分がいて、反省💧

noteにもこうして書いておいて、
これからちゃんと意識するようにしたい。

『望星』2022年8月号


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