名称未設定-7

OsakaGirlがTokyoGirls.rb Meetup vol.2で登壇してきた

もうGirlっていう年齢ではないですが、、心はいつまでもGirlです(30歳)

先日 TokyoGirls.rb Meetup vol.2 で登壇してきたので、登壇に至った経緯や、登壇準備でしたこと等について書いていきます✍️

「これからLTをしてみたい」という方の参考や後押しになれば幸いです!

当日発表した内容の記事版とスライドは以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

登壇をしようと思った経緯

私は普段、大阪の事業会社でいちWebサービスの開発に携わっており、主にRuby on Railsを使って開発を行なっています。

これまで私自身はRuby界隈のコミュニティ等に参加したことがあまり無く、自分自身もあまり参加することに対してそこまで積極的ではありませんでした。

なんとなく「どんな感じなんだろう?」という軽い好奇心はあったものの、「自分と同じような属性の人はいないだろうな〜」「珍しい人が来ても自分は気にしないけど、周囲が困るだろうな〜」と思って遠慮してたんですよね。

行くだけでも遠慮するのにましてや登壇なんて、、という感じです。

そんなときに @jnchito さんのTwitterの投稿でTokyoGirls.rb Meetup vol.2の公募スピーカーを応募していることを知り、このイベントなら私が参加しても浮くことはないのかな〜、と思い、応募してみよう!と決意しました。

コミュ障なので、登壇をすれば誰かが話しかけてくれるかな〜という下心もありました。笑

(本当はそれだけの動機では応募できなかったので、🍺を飲みノリと勢いで応募しました。勢いは大事🍶)


登壇テーマ決め

応募するためには、「登壇タイトル(仮タイトルでもOK)」と、「登壇内容の概要」が必要でした。

これはとても悩みました。。

もともと周囲と比べて技術力には自信が無い方なので、人前で話せることなんてひとつもないな〜とネガティブに考えていました😢

悩んだ結果、「業務の中で自発的に取り組んで、実際に何かしらの成果が出たこと」について経験を交えてお話しできれば、誰かの役に立てるのでは?と思いました。

最近は、かなり地味ですが大きなリファクタリング作業を行なっていたので、そのことについて何かお話しできないかな?と思いそこから掘り下げていくことにしました。
そもそもそのリファクタリング作業を行なった経緯や背景等含めてお話しできれば、誰かの役に立てるかな?という気がしてきました。

そしてそれを元に仮タイトルと概要を考えて応募したところ、当選できました。
審査いただいた運営の皆さま本当にありがとうございます🙏


登壇資料作り(壁にぶち当たる)

これはとても難航しました、、

そもそも着手が発表の2週間前とかなり遅かったのは問題でした。。
資料は余裕を持って作りましょう。資料ができないと練習もできません。

発表スライドを作る前に、以下のような感じで発表する内容のストーリーを大まかに書き出しました。

# 事業知識を深掘りし、より人の役に立つサービスに改善する

(概要文)
「人の役に立つWebサービスをつくる」を軸に、金融領域のWebメディアの開発に携わっています。
いち事業に関わるエンジニアとして、エンジニアとしての業務範囲にとらわれず、深い事業知識に踏み込んでチームでサービスを改善した話をします。

## 自己紹介

人の役に立つサービスをつくることをミッションに活動してます

## 携わっている事業の紹介

「世の中からお金の不安をなくす」をミッションにやってます

## 「事業知識を深掘りする」とは?

事業で扱う情報について追求すること
取り扱う商品や、業界・マーケティングの知識など
いわゆるドメイン知識

## 事業知識の深掘りのしかた

- 散らばった情報の要素を整理する
- 言葉に疑問を持ち、意味を調べる
- 自分だけが理解するのではなく、チーム内で共通言語を揃える

## 実際にあったこと

具体例で説明

## まとめ

- 難しい領域を扱っているが、知識を深掘り整理されたことで、チーム内のコミュニケーションが円滑にできるようになり、サービスの改善の提案などもしやすくなった
- コミュニケーションコストが減ると、無駄な工数がかからなくなり、スピード感を持って開発ができる
- 周囲からの信頼も得られる

​かなり大まかではありますが、話したい内容が大体まとまったら、スライドを作っていきます。

実際にスライド作りを進めていると、壁にぶち当たりました。

はじめにストーリーは作っていたものの、伝えたいことだけを書いていくと「いやそんなの当たり前やん…」というだけの話になってしまいました。。

「事業知識を掘り下げたほうがいいです!」と言われても、「せやな」って感じですよね。そんな中身の無い内容に仕上がってしまったのです。

そして「これまで私がやってきたことは当たり前体操だったな…」と凹むという負のループに陥りました。
こんな内容では喋れない…もうダメだ…ととにかく凹みました(登壇4日前、遅すぎ)

そうして行き詰まってしまったので、周囲にレビューをしてもらい、実際にそうするに至った背景をより深掘りして、資料に取り入れていきました。
(はっきりとダメ出ししてくださったレビュアーに心から感謝…🙏)

そして何とか、「これなら自信を持って喋れる!」という内容にブラッシュアップできました🎉

資料を作ったら、何度か実際にスライドを使って喋る練習をしました。(登壇1日前、遅すぎ)
実際に喋ってみると、想定と違うことは多々あるので、練習を繰り返すことはとても大事です。本当に大事です。

できあがったスライド(&記事版)は以下です。
今回は記事版も同時進行で執筆していましたが、喋った内容とほとんど同じことを書いています📝

【余談: スライドの材料】
今回の発表資料はGoogle Slideで作りました。

まず最初にテンプレートを決めましたが、テンプレートは テンプレートパーク というサイトで見つけたものを使ってつくりました。
(すごく使いやすかったです🙏)

私が発表資料をつくるときは、 マイクロソフト伝説マネジャーの 世界№1プレゼン術 という本に書いてあったことを意識してみています。
前に会社でABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)をした時に読んだ本なのですが、プレゼンで大事なことは大体この本に書いてあると思うので、プレゼンに自信のない方はぜひ読んでみてください。

また、資料のレイアウトについては、 ノンデザイナーズ・デザインブック という本に書いてあることをいつも意識しています。こちらもおすすめの本なのでぜひ!


発表当日

私はバンドマンでこれまでたくさんのライブ経験を積んできているので、実はあまり緊張はしていませんでした。
朝から新幹線に乗り、計画通りに東京に向かい、会場に着いたのですが、、

画像1

会場に着いた瞬間に緊張しはじめました。笑
これまでは50名以下の規模の前でしか喋ったことがなく、100人規模の前で喋るのは初めてだったので、さすがに緊張しました。
手汗がすごかった。

緊張はしたものの、事前に画面チェックのリハーサルもさせていただき、不安要素なく発表に臨むことができました!
スタッフの皆さまありがとうございます🙏

画像2

このように写真を見ると、本当にたくさんの方々が聞いてくださっていたのだなぁと思います。

緊張はしましたが、今の自分にできる最大限、心を込めて熱を持って喋れたかなと思います!

画像3

発表後は、他の参加者の方々と同じように、他の登壇者の方々の発表を楽しませていただきました!
学びがとても多く、早速持ち帰って実践していたりします。
また、共感できることが本当にたくさんあって、自己肯定感が高まったりしました。

最後の懇親会まで本当に楽しませていただきました。
(懇親会ドリンクが豊富で選ぶの楽しかった…🍺)
(声かけてくださった方々、ありがとうございました!🙏)


あとがき

「最近業務で自発的に取り組んで、実際に成果が出たこと」についてお話しできれば、誰かの役に立てるのでは?

という思いで今回の登壇テーマを決めましたが、実際に発表させていただき、Twitter等でたくさんの反応や共感をいただけたことがとても嬉しかったです!

普通の勉強会なら、ハードルが高くて登壇しようと思えなかったと思うのですが、「登壇者が全員女性」という勉強会だったからこそチャレンジできたと思います。

登壇に至るまで色んな壁にぶち当たったことで、苦しい時もありましたがいちエンジニアとして自信を得ることができたなぁと思います。

登壇一週間前にこんなことをつぶやいていましたが、本当にこの日の経験は自分の糧になったなと思います。


当日聞いてくださった方々、関わってくださった方々本当にありがとうございました🙏

また今後も機会があれば、どんどん登壇にチャレンジしてレベルアップしていきたいなぁと思いました!

画像4


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集