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タカ派?ハト派?金融引き締め?金融緩和?知らないと恥ずかしい政治・金融用語を簡単解説

 現在『ナルト』がゼブラックのアプリにて無料公開中となっていたので読んでいたところ、作中で「ダンゾウという男は、かつて三代目と対立していたタカ派の男だ」という台詞が出ました。
 恥ずかしながら、『タカ派』という単語を理解しきれていなかったので、単語の意味を調べ、自分が後で復習する用も兼ねて今回記事に残しました。

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 『タカ派』には対義語の『ハト派』というものもある。まずはこれら単語の意味を簡潔にまとめておきます。※ウィキペディアより抜粋

タカ派:強硬派。政治思想の傾向の分類であり、好戦的で戦争など武力を辞さない姿勢を持つ集団や人物を指す政治用語。

ハト派:平和主義的な姿勢、外交・安全保障政策などについて軍事力による紛争解決(軍事力を用いた他国の牽制や積極的な武力行使)に否定的な考えを持つ集団や人物を指す政治用語。

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 これら『タカ派』と『ハト派』ですが、金融関連の用語としてもよく聞いていたので、こちらについても調べてまとめました。

金融用語

タカ派:金融引き締めに積極的(或いは金融緩和に消極的)なこと。利上げ賛成派。

ハト派:逆に金融緩和に積極的(或いは金融引き締めに消極的)なこと。利上げに対して慎重派。

 何やら難しい単語が二つ出て来てしまいました。『金融引き締め』と『金融緩和』、これらについても解説します。

金融引き締め:こちらに積極的なのがタカ派。金融引き締めを行うことにより、金利が上がり世の中のお金が回りづらくなる。(インフレを抑える)

金融緩和:こちらに積極的なのがハト派。金融緩和を行うことにより、金利が下がり世の中のお金が回るようになる。(デフレを抑える)

 金融の世界はバランスが大切なので、タカ派もハト派もこれら金融政策をむやみやたらにするというわけではありません。

 例)インフレ時にはインフレを抑える必要があります。インフレを抑える為には金融引き締めを行う必要がありますが、これを行うことに積極的なのがタカ派で、消極的なのがハト派です。
 この時、ハト派は金融緩和を行って更にインフレさせることを目指すというわけではありません。

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 最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

 金融用語での『タカ派』と『ハト派』はTwitterのタイムラインでよく流れてきていた単語だったのですが、今回調べて知ることができて良かったです。今回のように、生活をしていてよく見る単語や知識を調べる時間を取ることができた時、『最低限文化的な生活』をしているなと個人的には感じます。
 日本国民の皆さんが、そのような時間を取ることができるよう国力の強化と安定を計った金融・政治政策を国が行ってくれるよう祈る毎日であります。

 以上になります。今回はこれで終わります。また別の記事を書いたら読んでくださると嬉しいです。

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