相槌 【短歌五首連作】
『相槌』武田ひか
信号がかわるまで待つ対岸の花になるまで手を振ろうかな
海沿いに伸びている道あるきつつ瓦礫のごとく冷える指先
冴えていく感じがあって 図書館の生まれる様を誰も知らない
蟹鍋の祭りをひらく日取りだけ決まって道は帰路へと変わる
君の打つひどくあかるい相槌に火傷のような部分があって
読んでくださってありがとうございます! 短歌読んでみてください
『相槌』武田ひか
信号がかわるまで待つ対岸の花になるまで手を振ろうかな
海沿いに伸びている道あるきつつ瓦礫のごとく冷える指先
冴えていく感じがあって 図書館の生まれる様を誰も知らない
蟹鍋の祭りをひらく日取りだけ決まって道は帰路へと変わる
君の打つひどくあかるい相槌に火傷のような部分があって
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