見出し画像

Ciroci inc. 短歌コンテストの受賞作発表!

""生まれるはずだった、もう1作品を創る""会社 Ciroci inc. とコラボした短歌投稿コンテストを2週間開催しました。創作にまつわる素晴らしい短歌作品の数々を投稿いただき、ありがとうございます。

全応募作品から、CEOである山田邦明さんが選んだ大賞作品最終候補作を発表いたします!🔥

画像1

・・・


大賞

画像2

これからは消えない虹になるように端まで一緒に線路を創る/青藤木葉

(山田邦明さんからの大賞作品へのコメント)
 僕らってともすれば、今の時点での成功/失敗を判断してしまいます。だけど、実はずっとなにかに向かう「途中」なのかもしれない、最近はそう思います。
 この歌は、今まさに向かっている。消えないようにずっと。そんな景色を僕らに見せてくださいました。素敵な歌を、誠にありがとうございます。


最終候補作

画像3

白地図をあなたと塗ってゆく日々の窓にあふれるしずかなひかり/朝野陽々


画像4

いま君が極彩色で見る夢を現すために待っている白/小金森まき


画像5

余白という強さをもってわたしたちまだ見ぬ花の蕾をひらく/いしむらまい



あとがき

Ciroci inc. は、独立クリエイターのための会社です。そんな会社の言葉に、現代短歌が使われることに、ぼくは大きな意味があると思っています。

企画を発表したとき、こんな言葉を書きました。

ぼくは、現代短歌こそが、文芸のジャンルで一番強く風が吹いている場所だとつよく信じています。瞬間最大風速は、短歌というジャンルで毎日記録されています。小説、エッセイ、俳句や川柳もみんな面白いけど、短歌は飛び抜けて面白い、と。

現代短歌はもっともっと面白い。面白くできる。だから、色んな企画をやっていきたいし、他のジャンルに現代短歌への橋をかけたい。その企画で、ひとりでも多く短歌を味わってくれたら、それは成功です。

今回はクリエイターの会社であるCiroci inc. さんとコラボしました。もっといろんな会社さん、いろんなジャンルのクリエイターともコラボして、現代短歌で遊べたらいいな、と思っています。ご応募いただいた皆様、本当にありがとうございました。また、どこかでよろしくおねがいします!



👇Ciroci inc. の情報はCEOのアカウントから
継続してフォローしたいクリエイターさんはぜひフォローを…


読んでくださってありがとうございます! 短歌読んでみてください