マガジンのカバー画像

せみのぬけがら

こっそりおすすめしたい映画・音楽・本についてのエッセイのいずれかを投稿します。月に三本。毎週月曜日に。最終週あたりはおやすみ。月額400円、アイスコーヒーいっぱいぶん。長さは15… もっと読む
感想文であり、推薦文であり、手紙でもあります。内容は読んでくださる方への秘密の合図のように、大好き… もっと詳しく
¥400 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2021年9月の記事一覧

職業ではなく、生き方なのだ 【映像研には手を出すな!】

心の中に住んでいる小さな自分がこう呼びかける。 「そんなことしてる場合じゃないよ」、と。 積み重なったダンボール(一年分)や、特別免除申請を出さなければいけない年金の催促状(三通目)。研究室でやらねばならぬ諸々の作業たち。気合の入りすぎているTwitterの就活生や、バイトを増やさないとどう考えてもヤバい銀行口座残高。

目の前にいた僕だけが。【君は永遠にそいつらより若い】

そばにいてあげたかった。と思う時がある。

非合理的で、うつくしい【本の読める場所を求めて】

この本は、読書好きな阿久津さんが、同じく読書好きな人たちのために、本を読める場所「fuzkue」というお店をひらくまでの思考の記録。お店を作っていくまでの執念は圧巻だ。