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撞着

気が狂いそうになる感覚に苛まれている。発狂できればいいとかそんな短絡的なものでなく、徐々に内側から狂っていくような感覚。不快で気持ち悪い。

時間が過ぎるのが遅い。「今日」なんて一日、早く終わってしまえばいいのにと毎日思っている。明日明後日もきっと同じことを考える。不快だ。

この不快感をどうにかする方法なんてとっくに分かっている。変化を求めることだ。しかし、内からの自発的な変化以外はもう受け入れたくない。かと言って変化の意欲などない。それに対する焦燥感もない。
そうなるともう、気が狂いそうになる不快感に耐え続けるしか無い。


いざ文章にすると恐ろしくなった。人は外的にも内的にも変化を求めないと気が狂って終わるのかと。言い過ぎではない、何度も言って申し訳ないが、本当に気が狂いそうだ。こんな自己矛盾を抱えたまま、どう変化すればいいというんだ。また己のバイアスに足を取られているのか?どうして私の頭は自分を殺す方にしか思考できないんだ。

それって既に気が狂っているのと同じではないのか?


孕む自己矛盾同士ぶつかり合って、きれいに消え去って、そうでないなら、せめて美しく気狂えたら。誰かに迷惑をかけてもいいと思えるくらい自己中に、最大限の他責を以て、気狂えたら。

そんな妄想も一瞬に、そこに潜む矛盾たちに気づいて頭が痛くなる。全部自分のせいとは言わない。けど、誰も関係ないじゃないか。

嗚呼だめだ、頭がおかしくなりそうだ。


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