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「それはそれ、これはこれ」

とんでもないことを言われた。旧友に。久しぶりに会ったというのに。

noteに書く前にTwitterで呟いてしまったためそれを引用するが、とにかくショックというか、諦めのような、呆れのような。そんな感覚が未だに続いている。


心配されたいわけじゃない。気にかけられたいわけじゃない。深堀りされたいわけじゃない。むしろ、これ以上話を広げなくて良い、私の話を深堀らないでほしい、その意味で使っている便利な言葉であったはずなのに。大体の人はそこで察して話を広げないでいてくれたから、完全に驕っていたのだ。みんな「分かってくれる」と。

一瞬で返された言葉がそれだった。働けないこととメンタルは関係ない、と。そうなのか?私にはわからないけど。私が作り笑って話していたから、そう感じたのか?

いかにも神経の図太い人間なんて対極にありすぎて、その思考に理解が及ばない。ではなぜ精神がやられてまともな社会活動に参画できなくなった人間が、私以外にも存在しているのだろう。


私は気が長い方ではない。もうこの友人との関係は極限まで切ろうとその瞬間本能が決定した。そうやって切り捨てて、切り捨てて、切り捨てられて、手元に残るのは何だろうね。


「それはそれ、これはこれ。」


一生忘れないでおくね、かつての友人。


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