5年前の自分に挑戦する。プラモデルの話
スナガガがシタデルカラーのベース、シェイド、ドライなどをしっかり揃えてペイントをしてみたのは今から大体5年前ぐらい。ウォーハンマーヒーローズというミニチュア1体入り600円ぐらいで販売されていたキットを見つけて、挑戦したのが初めてだった。
お金もそんなになかったので、青系のベースとシェイドとドライ、便利そうな銀色のベースと黒のシェイドだけを揃えてペイントをしてみた。ウォーハンマーシリーズのミニチュアのすごいところは、なるべく塗り分けしやすくするように造形の凹凸がしっかりしていて、初心者のスナガガでもそんなにハミ出したりしなかった。
それでもシェイドがシェイドとしてほとんど機能しておらず、全く陰影を出せていなかったり、ドライブラシのコツがわからず不必要なとこまで塗料が付着していたりと課題の残るミニチュアとなった。
5年振りの挑戦
それから5年後、駿河屋で全く同じミニチュアを見つけた。しかもセール期間で300円ぐらいで購入する事が出来たのだ。かれこれ5年、スナガガはどれだけ成長で来たのだろうか。それを確かめてみたく、全く同じミニチュアの製作を始めてみた。
正直組立自体はあんまり変わらなかった。ちょっと細かくパーティングラインを処理できるようになった程度だ。ランチャーのつなぎ目がちゃんと消えていないところが全く成長していないなぁと感じながら、次に塗装に行ってしまうせっかちさよ。
ペイントは意外と上手くなっているのだなぁ実感出来た。シェイドを使ってしっかりとモールドを際立たせつつ、装甲の艶感を損なわないように塗ることができていると成長を感じれた。ドライブラシもあえて銀色のメタルカラーで塗ることで、パワーアーマーの鉄感を出せているのではないだろうか、左足だけは。
改めてみるとウォーハンマー界隈にいる多くのペインターの方々に比べたらまだまだだが、この艶感誇れるかもしれない。誇れるものを見つけられただけでも過去より成長しているということだろう。
みなさんも昔作ったプラモデルをもう一度作って見て、過去の自分と今の自分、両方と向き合ってみるのはいかがだろうか。きっと自分の良さに気づけるきっかけになることだろう。
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