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ミッドウィーク・マジックを神話レアオンリーデッキで遊ぶ!

 今週もミッドウィークマジックの時間がやってまりました。今回は所持していないカードも使用できるという大盤振る舞いなルール!これを機に憧れのTier1デッキで遊んでみるもよし、ワイルドカードがもったいなくて作れなかった憧れのファンデッキで遊ぶも良しですね。

 しかしスナガガには不満があった。せっかくすべてのカードが使えるのに、コモンやアンコモン、レアカードで遊んで満足していていいのだろうか?そんな不満が生み出した満足デッキがこちらだ…。

「神話レアオンリーイゼットドラゴン」

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 土地カード以外はオール神話レアで構成されたイゼットドラゴン。「低マナ域が弱すぎる、打ち消しがない、除去がない」という弱点を覗けば最強のドラゴンイゼットだ。序盤さえなんとか有耶無耶にできれば《アールンドの天啓》と《不連続性》で、ずっと俺のターンができちゃいます。しかし飛行を止められるクリーチャーが出てしまうと、ただただターンが過ぎていくこともしばし。とは言え、いつも使っていない《不連続性》や最新カードの《フレイムスカル》の使用感が味わえるなど、結構楽しいミッドウィーク・マジックを過ごせました! 

寓話の小道はすぐ起動しろ!

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 後攻1ターン目に《寓話の小道》をセットし、こちらのターン終了時まで起動しないプレイヤーが多かった。実はこのプレイング、今のスタンダード環境では危険な行為だ。島をセットランドされたら最後、《寓話の小道》起動に合わせて、《不連続性》。たった2マナで土地は破壊ができてしまう。こちら側からすると追加ターンを得たようなものだ。2ターン目以降ならばこちら側もテンポの有利を失っているので挽回できるかもしれない。しかし後攻1ターン目だけは勝負が決まってしまうほど大きな差がついてしまう。後攻1ターン目は《寓話の小道》すぐ起動しよう。あと二か月間だけ使える豆知識でした!

序盤のゲームは神話レア以外が作ってる

 神話レアだけでデッキを組もうとした場合、やはり序盤が弱くなってしまう。軽量優秀が取り柄の白のカードはなんと2マナ以下の神話レアカードがない始末だ。それぐらい低マナの神話レアは少ないのです。

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 普通なら使われることのない《火花の学者、ローアン》。このカードが三マナ域のマナ加速として頼りになった。なんとなくは分かっていたけれども、この事実を改めて実感し、マジック:ザ・ギャザリングは神話レアに頼らなくとも遊びやすいゲームになっているのだろうと感じることができた。

 しっかりとコントロールデッキを意識したアグロデッキが組めていれば、コントロールデッキに有利をとれる。しっかりと アグロデッキを意識したミッドレンジデッキが組めていれば、アグロに有利にとれる。しっかりとミッドレンジに有利なコントロールデッキが組めていれば、ミッドレンジに有利が取れる。カードパワーにより勝率の増減はあるだろうけれど、基本的にこの構造が覆ることのないように、現在のスタンダードは考えられて作られているのだろうと思い知らされた。

 そんなマジックの面白さを知ることができる神話レアオンリーデッキ!暇な人は遊んでみてください!

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